
30年以上生きてきても、女性と会話をするのが苦手だという男性はたくさんいます。
私も若い頃は女性と話をするのがとても苦手で、女の子の姿が見えるとできるだけ避けるようにして生きていました。
女の子と会話することに抵抗がない男性にとっては理解できないかもしれませんが、本当に女性と会話するのが苦手だった私は、女の子と同じ空間にいるだけでも緊張してしまい、その場から逃げ出してしまうほど苦手意識を持っていたのを今でも覚えています。
モテる男性からすれば周りに女の子がいっぱいいればそれこそウハウハもので大喜びするところでしょうが、女の子と会話をするのが苦手な男性にとっては苦痛そのものでしかないのです。
さらに相手が気になる女性だとすると、それこそ死んでしまうんじゃないかというぐらい緊張して、まともに会話なんてできなかったものです。
しかし、どうして女性との会話に苦手意識が生まれるのでしょうか。
おそらくそんな男性でも、幼稚園や保育園に通う幼児期には普通に女の子と話ができていたと思います。
少なくと私は、それこそ幼稚園のころを写真を見返すと、たくさんの女の子に囲まれて楽しそうにピースサインをしている写真がたくさんありました。
女性との会話に苦手意識を持つのは格好をつけたいから

では、どうして女の子と会ったり会話をしたりするのが苦手になるのでしょうか。
幼児の頃になくて学生時代や大人になると芽生えるもの…それは、格好つけたいという意識です。
思春期になると男なら誰でも女の子のことを意識し始めます。
それは誰にでも起こることなのですが、私たちのように女の子に対してずっと苦手意識を持っている男性の大半は、女の子に対して「格好つけたい」「少しでも良く見せたい」という思いが強すぎるのです。
要するに、自意識過剰ということなんですね。
はっきり言って周りにいる女の子は、普段あなたのことなんて全くと言っていいほど意識していません。
たとえば職場に気になる女の子がいるとしますよね。
でも、おそらく十中八九、その女性はあなたに対して何の意識もしていないと思います。
単なる男性社員の中の一人ぐらいの位置付けです。
もちろん、相手もあなたのことが気になって気になって仕方がないということも考えられなくはないですが、自分が好きになった女性がたまたま自分のことを好きだという確率は相当低いものです。
ほとんど奇跡だと言っていいでしょう。
そんな奇跡なんて滅多に起こるわけがないわけですから、あなたが特別その気になる女性との会話に苦手意識を持つ必要はないのです。
会話の内容以上に警戒心を解くことが大切

ですから、気になる女性ときちんと会話をしたいのならまずは格好つけようと思わないこと。
そこから始めない限り、その女性と苦手意識なしに会話することはできないでしょう。
ただ、「格好をつけない」「苦手意識をなくす」と言われても簡単にできることではないですよね。
私もそうでした。
頭ではわかっていても、どうしても気になる女の子の前にいくと格好をつけてしまいたくなりますし、「この人、変な人」と思われたくないというものです。
では、女の子を前にした時にどのような気持ちで接すればいいのでしょうか。
それは、男性が女性と話をするときに一番気を付けなければいけないことを意識すればいいだけです。
会話というのは、例えば何か伝えたいことがあったり、共有したいことがあったり、相手から何か情報を引き出したいときに行われるものです。
これが一般的な会話の定義だと思うのですが、実は男性が女性と話すときに意識しなければいけないことがひとつあるんです。
それは、相手の女性の警戒心を解かせるということです。
特に相手が気になっている女性ならば、なおさらこの警戒心を解かせることが大切で、どんな話をするかということ以上に気を使うべきところなのです。
初めて話をするときはこの警戒心を解いて、「この人とは話をしても大丈夫」だと思わせることで、相手との距離はぐんと縮まります。
「話をしても大丈夫」だと思わせれば、相手の表情もおのずと緩みますし、その表情をみることで、あなたも自然とリラックスできるようになるでしょう。
相手に受け入れられるかどうか、嫌われないかどうかという不安が、会話するのを苦手にしているわけですから、その不安が解消されれば、苦手意識も消えてしまいます。
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頭の中を自分ではなく相手の女性に向ける

女性は男性が思っている以上に警戒心を抱いています。
たとえば何年も同じ職場で働いていた相手だとしても、はじめて二人きりで話をするときはどんな女性でも緊張するものですし、警戒心も最大限に働いています。
それは「同じ職場の人だから」「何年も一緒に働いているのだから」という理屈では解消できない女性の本能です。
この生まれ持った本能が原因で、女性はまだ自分の許容範囲にいない男性に対しては警戒心を抱いているのです。
ですから、あなたが女性との会話に苦手意識を持っているのなら、まずは相手の警戒心を解くことを意識しながら話しかけてみましょう。
そうすれば、自然な会話ができるようになるはずです。
それでもやっぱり女性と話すのが苦手というのなら、先ほども書いたように自意識過剰であったり、自分が格好良く見られたいという気持ちがまだまだ強すぎます。
自意識過剰であったり、格好よく見られたいというのは、結局のところ頭の中がすべて「自分」になっている証拠です。
本来、その頭は相手の女性に向ていないといけないわけですから、自分に向いているということだけで、間違いだとお分かりいただけるでしょう。
ギャップがある男性に女性は惹かれる

ここで、私がよく使っている恋愛テクニックを一つご紹介します。
この恋愛テクニックを使えば相手の女性は警戒心を解くときにそのハードルが高ければ高いほど、あなたのことを意識するようになります。
たとえば「ずっと話しづらい人だと思っていたけど、話してみると楽しかった」、この「話しづらい」と「楽しかった」の落差が激しければ激しいほど、相手はあなたのことを意識するようになるのですが、この落差を最大限に利用するのです。
よくありがちなのが強面の男性が実は話をして見るとすごく優しかった。
趣味が編み物だなんて言われると、それだけで大抵の女性はその男性に魅力を感じると思います。
ここまで極端でなくてもいいのですが、なんとなく職場にいるときはとっつきづらい雰囲気で、「俺に喋りかけるな」みたいな雰囲気を出している男性が、たまたまランチが一緒になって話をして見るとすごく気さくで話しやすい人だった。
そういうことってよくあるんですよね。
そういう落差さ、女性というのは弱いものなんです。
いわゆるギャップ萌えと同じことですが、「こうだと思っていた人が実はこうだった」ということになると、不思議とどんどんその人のことを知りたくなるんですよね。
これは男性から見た女性でも同じことが言えますよね。
こういうギャップでやられてしまった経験っていうのはあなたもあるんじゃないですか。
ですから、今は気になる女性が職場なり身近な環境の中なりにいても、なかなか話しづらい雰囲気だったとしても、そのことを逆手にとって、先ほども話したように相手の警戒心を解くように話しかけて、「この人と話をすると面白い」と思われるようなアプローチをしてみましょう。
今はうまくいっていないと思っているかもしれませんが、アプローチの仕方によっては大逆転できる可能性も十分にあります。
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