
最近、同調圧力という言葉が注目されていますが、ご存知でしょうか。
同調圧力というのは例えば職場や学校などにおいて意思決定をするとき、少数の意見に対して暗黙のうちに多数の意見に合わせるように強制することです。
こういう風に書くとちょっと堅苦しいですが、簡単に言うと例えば職場でランチを出前してもらうとき、「みんなはチャーハンを頼んでいるけれども自分はラーメンが食べたい」と思っても、なんとなくみんなの空気が「お前もチャーハン頼むだろ」みたいな感じになっていてラーメンと言い出せず結局チャーハンを頼んでしまった、みたいなことです。
まあ、この例だとランチの出前という一時的なことですが、これが例えば出勤する時の服装や髪型、持ち物までなんとなく他の人たちの目が気になって自分が着たい服や髪型ができないみたいなことになってしまうと相当なストレスですよね。
そのうち出勤するのも嫌になってしまいそうです。
私は心理学などの専門家ではないのでちょっと例としておかしいところがあるかもしれませんが、なんとなく同調圧力についておわかりいただけたと思います。
そんな同調圧力ですが、恋愛においても感じている人が実は結構いて、私も相談を受けることがあります。
「30代なのに彼女がいないの?」「40代なのに結婚してないんだ」…。
もしかするとあなたもこのような言葉に傷ついたことがあるかもしれませんね。
同調圧力による結婚も恋愛も、しょせん他人の意見

最近は30代、40代でも独身を貫いている男女は増えていますが、それでもやっぱり30代を過ぎるとそろそろ「恋愛」や「結婚」という2文字が周りにあふれているのではないでしょうか。
20代前半で結婚した友達にはもう中学生になろうかというお子さんがいても不思議ではないですし、いつも飲み歩いていた同僚が「これから彼女に会うから」なんて言いながら早々に帰ってしまう姿を見るとやっぱり少し寂しさを感じますよね。
それで、職場や家族、友達から「彼女もいないの?」という同調圧力を受けるわけですから、モテない男性ならほんと精神的に参ってしまいますよね。
ただ、同調圧力というのは言ってみれば他人の意見ですし、それをどう受け止めるかはあなた次第です。
「みんな彼女がいるんだから俺も早くつくらなきゃ」と思うのか、「俺は俺のペースで頑張る」と思うのか、気の持ちようによってずいぶんと精神的な負担は変わってきます。
それに同調圧力に負けて焦って彼女を作っても、その女性がメンヘラであなたにとんでもない迷惑をかけたり、ストーカー気質で別れたくても別れられなかったり、そんな大変な恋愛になっても誰も責任をとってくれないんですよ。
結局は、みんな他人事です。
そんな同調圧力に負けるよりも、本当に自分が愛せる相手を時間がかかっても見つけるほうが、私はよっぽどいいと思います。
「彼女が欲しい」の二つのケース

このブログは、彼女が欲しい30代以上の男性に向けて彼女の作り方などの情報を発信しているわけですが、「彼女が欲しい」と言っている人には二つのケースがあると思っています。
一つは、「本当に誰かと付き合いたくて、付き合いたくてたまらない」ケース。
これがまあ一般的だと思うのですが、何年も彼女がいなくて悩んでいたり、彼女ができてもすぐに別れてしまうことに落ち込んでいたり、そういう人たちが「彼女が欲しい」「本当の愛が欲しい」と思ってこのブログを覗いてくれるケースです。
また、もう一方が本当は彼女が欲しいとは思っていないのに、冒頭からお話ししている同調圧力によって「彼女ぐらいいないと駄目なのかな」「じゃあとりあえず彼女作るか」みたいな感じでこのブログを覗いてくれるケースです。
どちらも彼女が欲しいということは共通しているのですが、本気度でいうとやはり前者の方が強い気がします。
では、とりあえず彼女を作るということがダメなことかというと、私はそうは思わないんですよ。
恋愛について悩みを抱えているという点では、「本気で彼女がほしい」ケースも「とりあえず彼女が欲しい」ケースも、どちらも同じです。
もしかすると悩みの深さでいうと後者の方が深いかもしれません。
とりあえずでも何でもいいので彼女を作って付き合ってみると、その女性の魅力に改めて気づくこともあるでしょうし、何よりも恋愛することが楽しいと思えれば人として何か得るものが必ずあると思います。
ただ、先ほども書いたように焦って見つけるのはダメですよ。
いくらとりあえずでも、付き合ってもいいと思えるまではじっくり相手のことを観察することが大切です。
⇒ 【本気で彼女が欲しい】まずはとりあえず付き合ってみるのもアリな理由
一生彼女を作らない、結婚もしないという決断

「30代なのに彼女ぐらいいないの?」という同調圧力によって、とりあえず彼女を作ろうと思っている人がいると書きましたが、それでもやっぱり彼女はいらないという人もいますよね。
私は、それはそれでいいと思うんです。
こういうブログを立ち上げていてなんですが、ずっと「彼女を作らない」「結婚もしない」という人生を選んでも全くおかしいとは思いません。
周囲からの同調圧力によって「彼女の一人もいないのはおかしいのかな」と思った時点で、実は「30代にもなって彼女がいないというのは、なんだかちょっとおかしい」と自分でもなんとなく思っているわけです。
その時点で「彼女を作らない」ということに信念がないわけですし、生理的には彼女を作ってもいいと思っているわけです。
それはそれでいいのですが、少し前の記事にも書きましたが先天的に恋愛の感度がない人もいるわけですから、そういう人たちとは明らかに違うわけです。
ただ、いくら同調圧力があったとしても「一生彼女を作らない」「結婚しない」という決断をするというのはかなり勇気がいることだと思います。
30代、40代の今は良くても、これからどんどん自分は歳をとっていくわけです。
両親なんかは自分より先に亡くなってしまうわけですし、病気などで一人暮らしをするのが大変な時がやって来るかもしれません。
そんなとき、やはり心が許せるパートナーがいるというのは心強いでしょう。
彼女は作らなくても「女遊び」はやめない

「だから、いますぐ彼女を作りましょう」なんていうような軽率なことは言いません。
ただ、もし今後、「彼女くらい作ってもいいかな」と思ったときは、ぜひその気持ちを尊重してほしいとは思います。
これまで周囲に「俺は彼女は作らないよ」「結婚なんて一生しないよ」と公言していたからと言って、自分の気持ちにうそをつく必要はありません。
彼女を作らないと言っておいて彼女を作ったとしても、誰に迷惑をかけるわけじゃないですし、犯罪者になるわけでもないんですから。
ただ、自分の気持ちに正直になってほしいのですが、現実的にはどうでしょうか。
たとえば今から5年後に気持ちが変わって「彼女を作ろう」と思っても、すぐに作れると思いますか?
今以上に選択肢が狭まっているのはあきらかです。
だって5歳も年を取っているわけですし、女性を口説くスキルもあきらかに落ちているわけですから。
そうなると、いくら彼女が欲しいと思っても、「時すでに遅し」ということも考えられます。
だから、私がお勧めするのは、彼女は作らなくても「女遊び」はやめないということです。
「女遊び」といっても、何もセフレをバンバン作ってやりまくれって言っているわけじゃないですよ。
まあ、それでもいいのですが、彼女を作らないからといって仙人のような生活を送る必要はないわけですから、どんどん女の子と遊べばいいと思うんです。
つまり、「彼女は作らないと決めていても、女性とのつながりは絶やすな」ということです。
人というのは変わるものです。
特に年を取ると、若いころとは真逆なことに気持ちが傾くこともあります。
遊べる女友達がいれば、その中に惹かれる女性が出てくるかもしれませんし、少なくとも「彼女が欲しい」と思ったときに女性とのコミュニケーションで困ることはないでしょう。
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