
一匹狼…、格好いい響きですよね。
ただ、どうなんでしょう、最近の若い世代はこの一匹狼がよく理解できないかもしれません。
一匹狼とは、群れには収まらず単独で自立、行動する人を指します。
考えようによっては『寂しい人』と受け取れてしまうこともあります。
さらには「一匹狼=孤独」という風に考える人もいるでしょう。
若い世代はこのように感じるのかもしれませんが、30代以上には一匹狼とはどのようなことなのか理解できているのではないでしょうか。
昔は「一匹狼」は何かアクションを起こしてくれる、そのようなイメージがありました。
例えば会社の中でも会社内の立て直しや型にはまらない仕事のやり方で、大きな利益をもたらしてくれたり、他の人にも上昇志向の意識を持たせてくれたりするような存在ですよね。
残念ながら今は出る杭は打たれるべく、組織の中にまぎれてしまい、大きな冒険に出る人は滅多に見られなくなりました。
さて、今回は一匹狼ついて書いてみたいと思います。
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一匹狼な男は輝いて見える
やはり一匹狼な男性は輝いて見えますし、女性にモテるので周囲の男性から羨望の眼差しで見られているのではないでしょうか。
また、一匹狼は無口なイメージがあります。
男たるもの余計な言葉は発しない、それが余計にミステリアスな印象を与えます。
女性はミステリアスな男性に惹かれる傾向があるので、一匹狼でイケメンであるとなおさらモテる要素を持っています。
ですが、男性が感じる一匹狼とは、女性が感じるものとは少々違っています。
私が考える一匹狼は、無骨で少し荒くれている、意外と男として最低ラインなイメージです(笑)
ただ、どちらにしても一匹狼な男は一人で戦っているという、その姿に惚れ惚れさせてくれますよね。
男から見てもそう思うのですから、女性からモテることは間違いありません。
組織の中にいれば安心できる心理
一匹狼的な生き方に憧れはしますが、それを自分に置き換えてみるとまず無理でしょう。
もともとそのような性格は備わっていませんから。
しかし、そんな私でも、今の世の中なら一匹狼として生きていくことは可能かもしれません。
いろいろ便利なグッズが発明されていますし、一人で生きていけるツールが溢れている世の中です。
十分に孤独と戦えるでしょう。
ただ、そうは言ってもやはり人は組織の中にいると不思議と安心できます。
つまり孤独が怖いわけです。
ですから、組織や集団の中についつい身を投じてしまいます。
その組織や集団の中にいることで大いにストレスを感じる、としてもです。
⇒ 【仕事優先で彼女ができない】そんなことではいつまで経っても恋愛できない
集団の中は自我を失う
孤独を嫌い、いつも誰かを求めてしまう人は依存性がある人です。
誰かに依存する生き方は楽ですから。
ただ、こうした考えはもともと女性のほうが多いかもしれません。
昔の女性は、男性に黙ってついていくことが当たり前でした。
今はというと、女性のほうがよほど自立しています。
自分の考えがまとまらずウロウロしている男性なんかよりも、見上げた根性の女性は増えているのです。
そう考えると“その他大勢”タイプの男性は増えている気がします。
集団の中は自分の意見を言わずとも、紛れていれば楽しく生きていけます。
こうした生き方をしていると、感情の遮断や思考停止になりかねません。
もしかすると自我を失ってしまうことも。
男性たるもの、これでいいのですか?
その他大勢の中に埋もれて、上から同じ思考の人がどんどん降ってきて、完全に埋もれてしまうかもしれませんよ。
女性は一匹狼でも生きていける
「婚活していましたが、私の理想の男性は見当たりません。年齢的にも出産は無理かも。仕事を充実させて一生シングルも覚悟してます」(38歳女性/商社勤務)
女性の決断は意外と早く、それも揺るぎがないようです。
女性はなぜ決断が早いのかというと、若いときから将来設計がしっかりとされているからです。
生活の基盤は仕事です。
仕事がなければお金は稼げませんし、女性が財テクに興味を持つのは必然です。
また、女性の社会進出でステータスの高い人が増えています。
つまり、男性に頼らずとも生きていけるということです。
男の私からすると、女性に頼ってもらえないことは寂しい限りですが…。
もちろん、男性も同じようにシングルで生きていく人もいますが、女性ほど将来設計はしっかり決まっていません。
行き当たりばったりの生き方、これが男性です。
自分の殻に閉じこもる男性は増えている
このご時世ですから、外出もままならないですし、むしろstayhomeすることが基本です。
ですが、男性がstayhomeするようになったのは、ご時世とは無関係のようです。
もうずいぶん前から、自分の殻に閉じこもる人が増えているように思えます。
例えば、仕事が終わると真っ直ぐ自宅に帰り、休日はほぼ家から一歩も外へ出ない、そんな不健康な生き方をしている人が特に多くなりました。
理由としては、外出する必要がなくなったからではないでしょうか。
つまり、家にいたほうが面白いことがたくさんあるからです。
ゲームだったり、ネットの中に楽しいことを見つけたりして、そこに自分の自由な時間を全部費やすことが普通になってしまいました。
食事だってデリバリーで十分生きていけます。
欲しいものがあれば通販でポチる。
一歩も外に出ずとも、生きていけるようになってしまったわけです。
また、家にいてもスマホさえあれば恋愛することはできますから、外に出ないと出会いがない、ということも解消されています。
ただ、そうは言っても、やはり家の中ですべてが成立してしまうことは、自分の殻の中に閉じこもってしまうこととイコールです。
そこに落ち着いてしまっては、もったいない気がします。
そして、もしこれが一匹狼と同じだというのなら、一匹狼の意味が大きく変わってしまうでしょう。
自分依存は孤立すること
自分の殻の中に閉じこもる、私はそれを「自分依存」と考えます。
つまり、敢えて孤立する生き方をしてしまっているように思うわけです。
そうは言っても完全な孤立とは違います。
インターネットの中で誰かと繋がることをしているのですから、その人の中では孤立ではなく、広い意味で組織の中に依存しているのかもしれません。
ですが、周囲の人や傍から見ると孤立しているように見えるのです。
組織依存と自分依存、そして孤立が混在しているのが今の時代なのでしょうか。
なんだか生き方の選択肢が多くなってしまった感がありますね。
ただ言えることは、これは一匹狼でもなんでもなく、マイペースという言葉が当てはまるということでしょう。
男は一匹狼になるべし
女性は精神的に強い男性に魅力を感じ、そして惹かれます。
あなたから見てもそう思いませんか?
モテる男は独立心が強いです。
決して組織依存せず、むしろ組織を自分のステップアップの場所として活用しています。
自分で独立して起業する人などは良い例です。
一度は組織の中で学び、それを足掛かりにして自分が長へとのし上がるチャンスを狙っている男性は、精神的強さを備えていますよね。
自分がのし上がっていくためには、その他大勢の中で埋もれていては意味がありません。
男としての価値を自ら下げてしまっています。
人生は一度きりなのですから、一匹狼として冒険するべきでしょう。
そのような姿に女性はしっかりとついてきます。
生き方を見せつけることで、自然とモテる男になっていくのです。
迷ったら組織に頼ることも大切
昔の一匹狼は精神的に自立し、すべては自分の考え一つで生きていました。
勝つも自分、負けるも自分、すべてを背負っていくのが一匹狼の姿だったのです。
ただ、今は時代が違います。
もちろん一匹狼として生き続ける人もいますが、にわか一匹狼にはそれは無理です。
障害にぶつかったとき、これに立ち向かっていける精神力は今の人にはないかもしれません。
そんなときは、組織に頼ることも大切です。
必ずしも一匹狼を押し通して生きる時代ではなくなったのです。
自分の弱き部分は頼ってみる、うまく生きていく方法ではないでしょうか。
まとめ
一匹狼、もしかすると最近は滅多に出会えないかもしれません。
少なくとも、私の周囲に一匹狼的存在は見当たりませんね。
ですが、考え方を変えると私も、そしてあなたも一匹狼と言えます。
なぜなら『オンリーワン』の考え方が浸透しているからです。
一人ひとりが自由な発想で、いろいろな考えや生き方を選択していい時代なのです。
右向け右という、誰かと同じような生き方を強いられる時代ではなくなった、と言えるのではないでしょうか。
そう考えると、世の中のすべての人がある意味一匹狼だと言えますよね。
私やあなたに求められているのは、柔軟さ、臨機応変さという器用な生き方でしょう。
そのためにも自分の考えをしっかりと持ち、誰かに依存されたり、依存したりしない強さを身につけたいものですね。
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