
人を好きになるのは理屈ではないことは、誰もが分かっているはずです。
「この人を好きになろう」と思ってから人を好きになるものでもありません。
ただ、なんとなくこの人が気になる、この目の前の人の考えていることを知りたい、もしかすると自分の将来のパートナーになるかもしれないという、いわゆる“ビビビッ”ときてから「この人を好きになろう」は十分にあり得ることです。
今のあなたはこのビビビッすらきていないかもしれません。
その理由としては、自分から好きになる気持が持てていないからです。
恋愛に尻込みしているあまり、女性側からのアプローチを待っていることが容易に想像できます。
はっきりと言っておきますが、それではいつまでたっても恋愛はできません。
今回は、女性に好かれることばかり考え過ぎて、自分が好きになることを忘れている、そんなあなたに向けて書いてみたいと思います。
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女性から好かれるなどウン十年早い
女性から好かれることは男であれば誰もが夢みます。
ですが、あなたはここまで到達していません。
人を自分から積極的に好きになろうとしていないのに、相手から好きにさせるなどというのはウン十年早いです。
相手に好きになってもらうのは、まずは自分が人を好きになってから。
そうは言っても、なんとなく私も感じることがあるのです。
人を好きになる気が起きない、ということを。
女性を好きになる気持ちがどこか欠落しているのかもしれません。
本来であれば、誰かを好きになることは唐突です。
そこは自分でコントロールなどできません。
なのにその唐突な感情が起きない、それはなぜなのでしょうか。
これだと人を好きになる以前の話になってしまいます。
なぜあなたは人を好きになる前段階で停止しているのでしょう。
そこをまず考えてみる必要があります。
世の中楽しいことがあり過ぎる
今の世の中、とにかく楽しいことがたくさんあります。
一番良い例がゲームです。
特にこのご時世ですから、ただでさえ「おうち時間」が増えています。
その時間に何をするか、手っ取り早くインターネットやゲームをして暇をつぶす人が多いのではないでしょうか。
ゲームとは、人を夢中にさせる要素が全部詰まっている娯楽です。
いえ、ときには娯楽なんてものではなく、戦ったり、悔しさをにじませたり、嬉しかったり、いろいろな刺激を与えてくれますよね。
そしてなにより、今はゲームを通して人と繋がることができます。
同じ趣味で同じ時間を共有できる仲間は、かけがえのないものになっていきます。
そんな趣味の中にどっぷり浸かってしまうと、恋愛など忘れてしまうことは当然です。
楽しいことがあり過ぎるのは考えものですね。
⇒ 【ゲーム好き彼女の作り方】オタク女性を確実に落とせる出会いの場5選
出会いのチャンスに気がつかない鈍感さ
女性に好かれたい、そう漠然と考えているあなたは、一日のうちにどれほどの女性と出会っているか意識したことはあるでしょうか。
この地球上には生物学的には男性と女性しかいません。
ですから、あなたが朝起きて、仕事へ行って家に帰ってくるまでに不特定多数の女性と遭遇しています。
きっと気にしたことはないでしょう。
毎日数多くの女性と会っているはずなのに、「出会いが全然ない」とサラリと言ってしまいます。
不思議ですよね、必ず綺麗な女性に出くわしているはずですし、好みの女性にだって会っているはずです。
それがぜんぜん意識するということなく、性別の境界のない中で過ごしています。
つまり、ジェンダーレスですね。
日々の中ではあなたも“男”ということを忘れているかもしれません。
私が何を言いたいのかといいますと、あまりにも無意識すぎるということです。
出会いを求めているのであれば、無意識な状態では無理です。
もっと意識を集中させることが必要なのです。
これではせっかく出会いのチャンスがあるのに、鈍感すぎてみすみす出会いを見過ごしてしまっているということに他なりません。
⇒ 「キッカケ会話テンプレート」で女性との出会いをただの出会いに終わらせない
もっとシンプルに人を好きになってみる
冒頭で書きましたが、人を好きになることは理屈ではありません。
好きなものは好き、これこそが恋愛をスタートさせるきっかけです。
それなのにあなたは、好きな人がいても躊躇していませんか。
まあ、躊躇するのは当然ですね。
躊躇せずにすぐに女性に声を掛けるような男性は、軽い男とみなされてしまうことが多いですから。
ですが、気軽に女性に声を掛けられる男を羨ましいと思う気持ちもあるはずです。
自分だって女性に声を掛けたい、恋愛したい、ものすごく思っているはずなのに、自分自身にブレーキを掛けてしまっています。
それを硬派と呼ぶのは少し違うかもしれません。
つまり『度胸がない』だけなのです。
あわよくば女性の方から声を掛けて欲しい、そんな自分に都合の良いように置き換えてしまいます。
どうしても人を好きになると色々なことが頭の中を駆け巡りますよね。
まずは「相手に嫌われたくない」、そんな思いが起こるでしょう。
ですがよく考えてみてください。
自分の気持ちを置き去りにしてはいないでしょうか。
まずは自分が好きになったのです。
それを自分が受け入れるべきです。
相手の気持ちはあれこれ考えても分かりようはありません。
だったら、まず自分の気持ちに正直になること。
もっとシンプルに人を好きになってみること、これが大切ではないでしょうか。
自分に正直になると楽になれる
人を好きになって苦しくなる気持ち、経験ありますよね。
もう好きで、どうにもやり場のない気持ちが自分でもイライラします。
これも自分に正直になっていない証拠です。
どうして人を好きになって苦しくなると思いますか?
それは、思うように気持ちを整理できていないからです。
好きだけど告白して断られるのが怖いと感じたり、自分に好かれて相手は迷惑ではないだろうかと考えたりしてしまうのでしょう。
そんな風に考えてしまうのであれば、そんな風に思わない自分になることが大切です。
好きな人ができて、その相手のことをどこまで知っているのでしょうか。
きっとあなたは相手の女性のことをさほど知らずに、あれこれ決め付けているはず。
だったら、もっと相手を知ろうとしてみてください。
必ずあなたの知らない顔を持っているに違いありません。
一方だけを見て、違う方向から見ていないことがどんどんあなたを不安にさせています。
好きならとことん努力してみることが、恋愛の第一歩です。
まずは好きだという気持ちを正直に受け入れて、それを確信へと導くことをしてみましょう。
方向性が決まると、とても楽になれますよ。
好きになる気持ちは自信につながる
もしかすると、あなたは「好き」という気持ちを封印してはいないでしょうか。
人を好きになることが自分に悪影響を与える、そんな風に捉えている人も少なからずいるものです。
なぜなら、人を好きになる気持ちは自分の気持ちを乱しますから。
ただ好きなだけなのに、自分の気持ちが暴走してしまうことが怖くなってしまうこともあるでしょう。
だったら好きになんかなりたくない、そうして封印して好きになる『感覚』を忘れて行っているのでは。
ハッキリ言って、女性は男性からの告白を待っています。
女性の中には、男性からの告白が恋愛のスタートとして理想的であるという考えの人が圧倒的に多いです。
女性だって黙って告白してくるのを待っているわけではありません。
数々の脈ありサインを出してくれています。
このサインに気付いたことがある人もいることでしょう。
でも、そのサインに応えられなかったという残念な男子も多いことが想像できますね。
こんなに恋愛のチャンスがあっても、ものにできないようでは男が廃ります。
真剣に好きな気持ちに向き合ってみてください。
一度好きな感覚を思い出すと、必ずその気持ちは自信へとつながります。
⇒ 【女性からの脈ありサイン?】勘違いして告白しないようにするには
まとめ
シンプルに誰かを好きになるということは、案外難しいものです。
シンプルがいかに難しいか痛感しますよね。
シンプルとは自分に正直になることだと私は書きました。
なぜなら、自分の気持ちがあってこそ相手を初めて好きだと認識できるからです。
相手を好きでもないのに付き合うことは無理があります。
いえ、付き合うことは可能ですが、これでは自分に正直ではありません。
ここで大切なのは相手を知る、その気持ちと努力です。
自分が恋愛に前向きになるための努力をしていないのに、相手に好きになってもらうことは誠実な恋愛とは言えません。
シンプルとは王道の恋愛をすること。
もっと流れに身を任せて人を好きになって、素敵な恋愛をしましょう。
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