
人はときどき、プライドに邪魔されることがあります。
くだらないプライドのせいで妥協できなかったり、意地を張ったり。
それでも捨てられないのがプライドですよね。
男性は特にこのプライドっていう厄介なものに苦しめられる場面が多々あります。
その最たる場面は、恋愛です。
好きな人がいるのに、告白できないのはプライドが邪魔をするからです。
そんなプライドは恋愛では徹底的に排除するべきです。
では、なぜプライドは恋愛を阻もうとするのでしょうか。
それは男性によって様々ですが、「自分から告白することはプライドが許さない」「自分のステータスに見合った女性でなければならない」など、自分の物差しで決めつけている人がたくさんいるようです。
今回は恋愛とプライドの関係、そしてそんなプライドを捨てることで恋愛が容易になるということを指南していきましょう。
自分本位の恋愛プラン
誰もが理想の恋愛プランを持っています。
こんな女性と付き合い、長く付き合えれば結婚を視野に入れて、生活基盤が整ったところでプロポーズ…。
まあ、恋愛プランというよりも将来設計のようなものですね。
しかし、現在彼女がいない男性にとっては、そのような将来設計を立てることよりも、まずは恋愛を成就させるプランを実行する段階にあります。
よく考えてみてください。
彼女が欲しいのに彼女ができない、30代を過ぎてまだ恋愛のスタートに立てていないということは、恋愛プランを実行する以前の問題なのです。
また、そんな男性にありがちなのが、恋愛プランを実行するにあたって女性を選ぶ基準を高く設定していることです。
たとえば自分のステータスを考えるあまり、それに見合った女性でなければならないといった歪んだプライドによって、女性選びのハードルが高くなっているのです。
しかしそれは、女性側からすると腹立たしい身勝手な考え方です。
本当に恋愛をしたいのであれば、まずはその間違ったプライドを捨てるべきでしょう。
歪んだプライドは人を意固地にさせる
しかし、そうそうプライドは低くはできませんし、捨てることなどできません。
簡単に「プライドを捨てろ」と言われても、どのように捨てればいいのか分からないというのが本音でしょう。
ただ、ここではっきり言えるのは、その間違ったプライドは直ちになんとかするべきだということです。
まずはそのプライドを捨てられないことには、モテない自分を変えることなどできません。
歪んだプライドは人を意固地にさせる、そう思いませんか?
変なプライドに振り回されて、間違った方向へ行ってしまった経験がある人もたくさんいるでしょう。
そういう私も一度こうだと思ったことを撤回したり、視点を変えたりするのは苦手です。
自分が決めたことなのですから、もう後戻りできませんし、引っ込める気持ちもないのです。
しかし、しばらく経って冷静になると、後悔していることに気がつくのです。
後悔先に立たず、とはまさにこのことでしょう。
恋愛だからこそプライドは捨てられない?
本当に恋愛とは面倒なものですよね。
だからこそ、みんな恋愛に四苦八苦しているのです。
今、恋愛をできていない男性は何が足止めをくらわせているのでしょう。
そう考えるとやはりプライドが筆頭にあげられますね。
たとえば、友達に「誰か女の子を紹介してよ」と頼んだとします。
必ず友達は「どんな女の子がタイプなの?」と聞いてくるでしょう。
ここでほとんどの男性が「特にない」とか「誰でもいい」とか、思ってもいないことを口走ります。
誰でもいいわけはないのです。
だったらとっくに彼女がいるはずですし、このようなことを平然と言うような男性に限って、自分が求める女性への理想は高い傾向にあります。
恋愛だからこそプライドが捨てられないのは当然ですが、少し自分に素直になって恋愛と向き合ってみることが、今のあなたには必要なのではないでしょうか。
女性は恋愛に対するプライドは低い
このようなことを言うと、女性から怒られるかもしれません。
それは「女性は恋愛に対するプライドが低い」ということです。
ただ、これは別に女性を敵に回したいわけではなく、むしろ、称えているつもりです。
その意味としては、女性は非常に柔軟性があります。
そして、こと恋愛に対しては臨機応変だと思うのです。
私の知り合いの女性の話ですが、男性の理想のタイプとして顔はイケメンで、大手企業で働く将来性のある男性だとよく言っていました。
将来性があるか判断はできませんが、実際イケメンとよく付き合っていました。
ですがあるとき、彼女と歩いていた男性を見たときに私は驚きました。
イケメンとは程遠くと言ったら失礼ですが、彼女のタイプとは少々違う感じの男性だったのです。
その後、彼女に聞いてみると、その男性は弁護士で将来有望だったため、顔は妥協したということでした。
なんとも、彼女の柔軟性のある恋愛には驚きましたし、男性からみるとこの臨機応変さが羨ましいと思うばかりです。
こんな風に男性も、恋愛に対する考えを柔軟に変えていけると、もっとスムーズに恋愛できるのでは、と思った瞬間でした。
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まずは思いやりの気持ちをもつ
今の時代、恋愛において男女がお互いに尊重し合うことは当たり前です。
ですが、やはりどこか日本の男性は古い体質が抜けていない気がします。
それは「女は黙ってついて来い」という考え方です。
一体いつの時代の考え方でしょうか。
いえ、そもそもこれが恋愛や結婚のあり方だったのかもしれません。
古来より男性は外で狩りをして獲物を仕留め、家族のための食料を持ち帰り、家を守る女性や子供たちのために身を挺して尽くす、それが男女の役割分担でした。
今もそれは根本的には変わっていないのかもしれませんが、時代はずいぶん変化し、男女関係なく狩りをする時代になりました。
ただ、そのような時代になって男女それぞれがスタンドプレーをするようになり、どこかお互いを思いやる気持ちが薄れているように感じるのは私だけでしょうか。
結婚していても家庭内別居、卒婚なる言葉が目立ち始め、これを古代の人が知ったら、驚くことでしょう。
昔はプライドを持って家族を守ってきた男性も、今はそのプライドは違う方向へ向けられているように感じます。
もし少しでも相手を思いやる気持ちを持つことができれば、恋愛の難易度は一段階低くなることでしょう。
人は変わらないから自分が変わるべき
不思議と人は、自分は変わらないのに他人に変わってもらおうとしがちです。
つまり、相手に自分の気持ちを押し付けるようなことを平気でするわけです。
ですが、その考え方は間違っています。
自分自身は変わらないのに、ほかの人が変わるはずありません。
自分のプライドは捨てないくせに、他人のプライドをズタズタにするようなまねは、あまりにも横暴ですよね。
だとしたら、他人は変わらないから自分を変えるべきなのです。
恋愛は競争ではない
男性の中には、恋愛を競争だと勘違いしている人がいます。
それは、ほかの男性の彼女よりも“いい女”を彼女にしたいという願望があるからです。
友だちに紹介された彼女は美女でスタイルがいい、それはとても羨ましい限りですよね。
ですが、紹介された後に友だちに思うことは「自慢か?」という反感です。
その友だちは別にそんなつもりではなく、ただ単にあなたが友だちだから紹介したのかもしれませんし、実は本当に自慢したかったのかもしれません。
「どうだ、お前にこんな美女と付き合える才覚はあるか」と、無言で圧をかけられたのかもしれませんね。
反感は「妬む気持ち」を生み出しますが、そんな邪推に惑わされてはいけません。
友だちは友だちであり、あなたは自分の思うままに彼女を見つければいいだけです。
恋愛は誰かとの競争ではありません。
それこそが歪んだプライドであり、そのような気持ちがあるうちは彼女など決してできないでしょう。
女性はプライドが高い男性が好き
女性は恋愛に関するプライドが低い、ということを先述しました。
そして、臨機応変さが恋愛へと導く器用さを女性は持っている、と言いました。
そんな女性はプライドが高い男性を好みます。
なんだかここまであれこれ指南してきて、「プライドはあり?なし?」と頭が混乱している男性は多いかもしれませんね。
男性はプライドを捨てることで彼女ができる可能性は高くなりますが、女性はプライドがある男性が好き、意味がわかりません。
つまり、『プライド』をひとくくりにするからわからなくなるのです。
女性が理想とする男性のプライドとは、信念を持ち、自分の仕事のために日々精進をして、常に上昇志向があることです。
それさえあれば、たとえどんな仕事をしていてもいいのです。
必死にひたむきに仕事やいろいろなものに向き合う男性の姿を見ると、女性はドキドキします。
片や男性が捨てるべきプライドとは、女性に対する偏見や容姿にこだわるなど、人としての本質を見ようとしないところです。
持つべきプライド、捨てるべきプライド、これを理解できた男性には必ず彼女が現れるでしょう。
まとめ
男性のプライドとは、とても面倒くさいものです。
ただ、このプライドに翻弄されているのは男性自身かもしれません。
自分の気持ちの持ち方一つで、このプライドを良くも悪くもできます。
プライドが高いから大きな仕事をやり遂げることができたり、妥協しない姿勢を魅せることができたり、これは男として本望です。
そんな姿を女性は見ています。
ですが、このようなプライドを恋愛に向けられても、女性としては耐えがたいものがあります。
女性の前で、プライドは必要ありません。
あんなに仕事では強い男が、プライベートではまるで猫のように弱いところを見せて欲しいのが女性です。
この切り替えができる器用さが、恋愛では必要となります。
ぜひうまく自分の中で切り替えて、素敵な恋愛ができるようになりましょう。
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