
恋愛にコンプレックスがあることはまったく珍しいことではありません。
かくいう私にもありますし、みなさんにも、さらにはモテ男にだってあるわけです。
このブログを見にきたみなさんは、モテるためのヒントを求めてきていることでしょう。
ここでハッキリ言いますが、恋愛にコンプレックスはあって当然です。
私などは口下手であることがコンプレックスですし、多くの人がそれぞれに恋愛をコンプレックスに邪魔されていると言えますね。
男性にコンプレックスがあるように、女性にもコンプレックスがあり、それを乗り越えてカップルになれるわけです。
あなたは一体、どのようなコンプレックスをもち、そしてなぜ恋愛に前向きになれないのでしょう。
私のような口下手であれば、それを苦にしない女性と出会うことができれば問題は解決します。
ですが、なかなか難しいものですよね。
今回は、そんな恋愛にコンプレックスを持っている男性たちに向けて、指南していきましょう。
コンテンツ
恋愛にコンプレックスがないほうが危険
多くの男性が恋愛にコンプレックスがありますが、コンプレックスがない男性も普通にいます。
実に羨ましいですね、コンプレックスが無いなんて。
よほど自分に自信があるのでしょう。
ですが、恋愛において、コンプレックスがないというのは実は危険なのです。
自信家であることは男性としては素晴らしいことですが、恋愛においてはその自信が邪魔をします。
コンプレックスがあるからこそ、他人に共感できたり、思いやったりできます。
そんな不必要な自信があると、相手のことを考えられずにダメージを与えてしまったり、思いやる心をもてなかったりすることだってあります。
コンプレックスは自分にとって憎むべきことかもしれません。
ですが、良いこともあるということを頭の片隅に入れておきましょう。
コンプレックスが邪魔をして恋愛できないのは誤解
例えば、あなたは身長が低いことがコンプレックスだとしましょう。
実際にそのような男性がいて、悩んでいるかもしれませんね。
背が低いことで女性に負い目を感じているのであれば、それは間違いです。
それは女性にだって当てはまることです。
最近は、身長が高い女性が多いです。
ですが、女性としては自分よりも身長が高い男性を理想としてしまいます。
それは格好がつかないからです。
なぜか、この世の中では男性の方が背が高く、女性が男性よりも低い、という思い込みがあります。
ですから、身長が高い女性は自分よりも高い男性を求めて、選択肢は狭まるばかりで、思ったような相手が見つからないと嘆くこともあるのです。
コンプレックスは自分自身のまったくの思い込みであり、そのようなコンプレックスさえも自分の強みに変えることができれば、恋愛がしやすくなると思いませんか?
コンプレックスがある男性がするべきこととは
あなたはもしかすると、コンプレックスがある自分が嫌いになっていませんか?
自分が嫌いだという人はたくさんいます。
では、自分の何が嫌い?と聞かれると、
「顔が嫌い」「性格嫌い」「すべてが嫌い」といろいろあるでしょう。
つまり、それらがコンプレックスというやつですね。
ですが、そんなことは忘れて日々を過ごしています。
コンプレックスがあっても年月は流れていくのです。
自分がこの世の中で生きていく上で、コンプレックスなどは些細なことである、そう思いませんか?
どんなに自分が嫌いでも、自分である以上は自分を認めていくしかありません。
多くの人はそうして毎日過ごしています。
それなのに、こと恋愛になるとコンプレックスが邪魔をして、なかなか彼女ができないと嘆いている男性がいるのだとしたら、それは自分のコンプレックスを言い訳にしていると言えます。
彼女ができない自分を、コンプレックスとして押し付けていませんか?
それではいつまでたっても、恋愛はできないでしょう。
コンプレックスがあるから人を好きになる
ローマの詩人オウィディウスの作品の「変身物語」をご存じでしょうか。
題名を聞いてもピンとこない人は多いと思いますが、美少年ナルシスが水面に映った自分に恋をする、と聞いたら分かる人もいるのではないでしょうか。
ナルシス、ナルシストの語源となるわけですが、美少年ナルシスは水面に映った自分に魅せられ、キスをしたくてもそれも叶わず、毎日眺めているうちに力尽きてしまうという話です。
よく格好ツケの男性をナルシストなどと言いますが、自分しか愛せない男性はコンプレックスがなく、自分自身がすべてであり、どんなに美しくても他のものは受付けないという閉鎖的な心理になっているように思います。
もしそうなら、コンプレックスが無いというのは、ある意味罪ではないでしょうか。
人を愛せないのはとても悲しいことです。
自分が好き過ぎて他人を愛せないのだとしたら、コンプレックスがあることで自分が持っていないものを持っている人を好きになることは、実に理に適っているでしょう。
人はコンプレックスがあるからこそ、人を好きになる、そう思うのです。
他人の目など気にしてはいけない
コンプレックスがある男性が恋愛できずにいる理由、それは自分以外の人の目かもしれません。
例えばとてもポッチャリ体型で、こんなにポッチャリしていると好きになってくれる女性などいないかも…、そう嘆いている男性がいるとします。
では、一体なぜ女性はポッチャリな男性を好きになってくれない、と思うのでしょうか?
おそらくこうした男性の心理としては、可愛い女性の横にポッチャリの男性がいる、それが滑稽に見られるのではないかという、まったくの思い込みです。
恋愛に対してコンプレックスがある男性ほど、他人の目を気にする傾向があります。
恋愛に限らず、コンプレックスがあることで人に笑われている、文句を言われている、そんな思い込みが自分を殻に閉じ込めています。
人がどう思おうと関係ありません。
堂々としていれば、他人は何も言いませんし、言うべきことでもないのです。
もし本当に笑われたり、後ろ指を指されたりするのだとしたら、それは人の目を気にするばかりに情けない自分をさらけ出してしまっているからです。
そんな男性に女性はついて行こうとは思いません。
何事も動じない、そうした男性に女性はついてくるものです。
他人ほど好き勝手を言う存在はありません。
いちいち気にする必要はないのです。
男性以上に女性はコンプレックスを抱えている
女性はコンプレックスの塊です。
その多くは、「私は太っている」という思い込みです。
ですが、そのほとんどの女性は太ってはいません。
むしろ痩せているくらいですよね。
女性は太っているという錯覚をしてしまいます。
私の幼馴染の女性は太っていることを気にして、ダイエットをし過ぎて栄養失調になり、そこから日常生活に戻るまでに大変な日数を要しました。
もう太っていると思ったら、太っているということが頭から離れないそうです。
そして、女性も太っていると彼氏ができないという、ある意味『呪い』を自分に掛けています。
痩せると彼氏ができる、そんな願掛けのようなことをして、ダイエットばかりしている女性は本当に大変そうです。
私のその幼馴染の女性も、まったく太ってはいませんでした。
では、なぜ太っていると思ったのかと言うと、
母親に「デブ」と心無い言葉を言われたからだそうです。
たまたま母親とケンカをして、売り言葉に買い言葉で母親も「デブ」と言ってしまったのでしょう。
思春期だった彼女は、それがトラウマとなってしまったようです。
コンプレックスというのは自分がなんとなく思うものだけではなく、周囲から言われた心無い一言からコンプレックスになってしまうということもあるのです。
コンプレックスがあることで優しくなれる
恋愛はプラスとマイナスです。
つまり、お互いに補い合ってプラマイ0(ゼロ)になることだと思うのです。
もし、彼女を作りたいのに自分のコンプレックスが足枷となっているのだとしたら、自分のコンプレックスは払拭できませんから、彼女のコンプレックスを補ってあげることをしてみてください。
その代わりに、彼女に自分のコンプレックスを補ってもらったり、消し去ってもらったりすることができれば恋愛は上手くいきます。
自分のコンプレックスは必然です。
ただ、そのコンプレックスを受け入れ、そして強みとして活かしていくことが恋愛には必要だということです。
そんなコンプレックスも自分という存在を作るピースであると認めることが、人が生きて行く中で大切なことだと言えるでしょう。
コンプレックスを認めることは、決して簡単なことではありません。
ですが、それを認める気持ちを持つだけでも器の大きな男性となれます。
うまくコンプレックスと共存していけるようになりましょう。
まとめ
私は子供のころ、人前で話すのが苦手で、参観日にみんなの前で先生に当てられ、緊張で泣き出してしまったことをいまだに覚えています。
普段はみんなと仲良く会話できるのですが、一人で注目の的になると緊張で手が震え、怖くなるのです。
こうした「あがり症」は後には克服することができたわけですが、コンプレックスはこのように変化させられる可能性があるわけです。
私はたまたま何か吹っ切れた瞬間が訪れたわけですが、そのようになれずに悩んでいる人もいることでしょう。
ですが、ほとんどのコンプレックスは自分次第でなんとかできます。
コンプレックスを強みに変えて、人に優しくすることができたら、必ず人として大きくなれます。
ぜひ悩まずに、コンプレックスを受け入れてみてください。
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