
まずは少し考えてみてください。
最近何かに本気になったことはあるでしょうか。
仕事に本気になることは当然ですよね。
ですが、その仕事さえもダラダラと、おざなりにしているのではないでしょうか。
大きなプロジェクトでも任されていないかぎり、真っ向勝負で仕事に挑むことなどしないかもしれません。
特に恋愛がそうです。
最近、恋愛に本気になれない男子が増えています。
では、なぜ本気になれないのか。
それは恋愛が“面倒で疲れる”ことを知ってしまったからです。
そんなことはもともと分かっているはず。
分かっていても恋愛を求めてしまうのが、これまでの人の心理であり本能でした。
ですが、今は敢えて面倒で疲れる中に飛び込むことをしなくなったのです。
今回は、恋愛に世間を気にするあまりに本気になれない男たちについて話してみたいと思います。
⇒ 恋愛に本気になりたい男性は知っておくべき会話術はこちらの記事で
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最近の男子は体裁を気にし過ぎる
体裁(ていさい)…他人から自分がどう見られているか、また他人に対する見栄と言った意味です。
人間は誰でも体裁を気にするのは当然ですよね。
私も、あなたもそうでしょう。
決して他人に恥ずかしい自分を見せたくない、これは本能だとも言えるでしょう。
ですが、最近の若い世代はその体裁を気にしすぎる傾向があるように思えます。
体裁という言葉だと分かりにくいかもしれませんね。
『世間体』と言う言葉だとどうでしょう。
世間体を気にする、これはよく使われます。
話を戻します。
世間体を気にすることとプライドが高いことを関連付けて考えてしまいがちですが、意外と世間体を気にするのにプライドは高くないという相反する若い世代が目立ちます。
つまり、自分の情けない部分を晒すことができる割には周囲を過剰に気にする、なんだか不思議な生態である気がします。
見えない相手には本心を語れる
自分の情けない部分を晒すことができる、これができるようになってしまったのは、ネット社会が普及してからでしょう。
昔の男性は、自分の恥を晒すことはもっともプライドをズタズタにされるようなものでした。
見栄を張って生きる、これが男性のプライドだったわけです。
ところがどうでしょう。
このネット社会では恥を晒すことは、なんのためらいもなくできてしまいます。
SNSなどは自分のすべてを発信できる便利なツールですよね。
ですが、発信できることはすぐにネタ切れしてしまいます。
そうして思いつくことが、自分の恥ずかしいことや情けないことを発信すること。
そこに食いついてくれる人がとても多いことに気が付いてしまったのです。
自分のことに多くの人が反応してくれることほど、喜びを感じることはありません。
見えない相手に心を開いてしまう、魔法のような時代なのかもしれません。
本気にならなくても生きていける
人はここぞという場面で本気になるときが必ずあります。
一日24時間、ずっと本気であることのほうが実は無理なことです。
気を張って生きることほど辛いことはありませんね。
ただ、最近はここぞという場面がきても本気になれない男性が多いです。
「自分は主任として数名の部下がいるのですが、まったく誰からも主任として認められていません。仕事で注意をしても誰も聞いてはくれないのです。注意するとパワハラだと言われます。」(38歳男性/食品メーカー勤務)
「自分がやらなくても誰かがやってくれます。だから無駄なことはしません。」(31歳男性/事務職)
こうした男性からの声が聞こえてきます。
頑張ろうと思うと誰かに足元をすくわれたり、自分がいなくてもこの世の中は回っている、そのような意識を多くの男性が持つようになってきました。
それに極めつけは、頑張れが頑張るほど周囲の目がシラケている、ということです。
努力している人をどこか冷めた目で見ている人がなんと多いことか。
そう感じた人が、どんどん本気になることをしなくなっているような気がします。
本気にならなくても生きていける、悲しいですがそれに気が付いてしまったということでしょう。
頑張ることが恥ずかしい
世の中不思議なもので、頑張って生きている人を表面的に応援しつつも、心の中ではバカにする気持ちを持ってしまうことがあります。
「失敗すればいいのに」「恥をかけばいいのに」そんなよこしまな感情を抱いてしまうわけです。
そう思ってしまうのは、自分がそうなれない嫉妬心からです。
本来、嫉妬心を抱くことは、自分も発奮をするためのはず。
あいつが頑張っているのだから自分だってできないことはない、そう思うことが普通です。
ですが、自分が頑張ることをはなから放棄してしまっています。
だから他人が頑張っていることに腹が立つわけです。
それに自分がそう思ってしまうということは、自分が頑張ったときに他人もそう思っているはず、そんな錯覚に陥ります。
つまり頑張ることは恥ずかしい、そのような意識を持ってしまうのではないでしょうか。
なんとも自分の中で世間を気にしすぎるあまり、自分の行動範囲を狭めてしまっているようです。
あなたが思うほど、他人はあなたのことなどさほど思ってはいません。
これに気が付かないうちは、本気になどなれないということでしょう。
⇒ 【彼女を作るには努力が必要?】彼女候補と効率的に出会える方法は2つ
女性は熱い男が好き
恋愛にも本気になれない男性が増えています。
特に今は女性は扱いが面倒、すぐ怒る、身勝手自分勝手、だったら恋愛などしないほうが楽、そのように感じている男性がなんと多いことか。
あなたはどうでしょう。
あなたが今、恋愛できていないのはどのような理由からでしょうか。
そしてなぜ本気になれないのですか。
恐らく本気になれたらとっくに恋愛ができていますし、このブログを探してみてくれていないかもしれませんね。
女性は熱い男が好き、これははっきりしていることです。
つまり、情熱的な男性に魅力を感じます。
ドラマティックな恋愛を求める女性が多く、たんたんとした恋愛は実につまらないものになっていきます。
女性が男性に見ているのは、『生き方』です。
もし自分の彼氏が家でダラダラとゲームばかりしているようだと、たちまちその恋愛に不満を感じるようになります。
刺激的ではない恋愛は価値がないのです。
恋愛だからこそ本気になるべき
あなたの生き方をだれも否定はしません。
ダラダラと生きることも一つの生き方です。
ですが、恋愛には本気になってみましょう。
あなたは30代を過ぎて、恋愛のヒントを得るためにここに来てくれたのだと思います。
楽してできる恋愛はまずありません。
もし簡単に恋愛できる方法があるのなら、私が教えて欲しいくらいです(笑)
必死になれない恋愛は恋愛ではありません。
きっとそれを求めている人は恋愛ではなく、セフレを探しているのだと思います。
本当にこれから先を一緒に過ごす人を求めたいのならば、本気になることです。
まあ、女性は本気かどうかを見抜く力がありますから、ここまであなたが女性と出会えなかったということは一目瞭然ですね。
好きなら諦めずに貫き通すことも大切
告白したけどフラれた…だから諦めたという人は多いでしょう。
まず男としてフラれることは恥です。
フラれて他人に「バカみたい」「恥ずかしい」などとさげすまれたり、「もっといい女いるよ」などと応援なのかどうかも分からないような言葉を掛けられたり、それがもっとも嫌なことですよね。
だから諦めてしまう、本気になる前にやめる、そう思ってしまうのだとしたら、そこがあなたの一番NGなところです。
好きなら諦めない、たとえ周囲に見込みがないから辞めたほうがいいと笑われても、自分の気持を貫き通すことも大切です。
もちろん、それでもかなわぬ恋もあります。
絶対に結ばれない相手であれば自分を納得させて忘れる、ここまで手を尽くすことも必要なのです。
本気になった足跡はあなたの中で大きなものとなって残ります。
次の恋愛のステップになるのは間違いありません。
恋愛だからこそ本気になる、これはもっともあなたに必要なことだと言えるでしょう。
⇒ 【振られても諦めない男】本当に好きならいい女には何度もアタックを
まとめ
辛ければ周りに頼ることも大切、などと言われるわりには世間の冷たさを痛感したり、この世の中は不条理です。
一体何を信じれば良いのか多くの人が迷走しているのではないでしょうか。
私も自分を見失いがちです。
何事にも本気になれないのは、自分自身を見失っているからかもしれません。
恋愛もどこか儚いものであるため、本当に好きな人に出会えずにあなたはもがいていることでしょう。
そんなあなたに、何でもよいので本気に打ち込んでみてください。
それは恋愛ではなくてもかまいません。
打ち込む姿というのはカッコイイです。
カッコイイ姿は必ず見られています。
その姿は必ず人と人と結び付けてくれますから、自分を信じて本気で何かに打ち込んでみましょう。
本気になることは必ず自分のためになります。
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