
本能とは、動物が先天的にもっている一定の行動様式、と調べると出てきます。
人は本能のままに生きています。
お腹が空くと食べ、眠たくなれば寝る。
そして本能にもっとも悩まされるのは性欲でしょう。
これが一番やっかいです。
本能のおもむくままにセックスをする、それが叶えば男性としてはストレスフリーかもしれません。
ですが、です。
「男が浮気をするのは本能だから仕方がない」などと言ってしまう男性がいますが、これが男女の関係を壊す最たる原因ではないでしょうか。
このような言い訳をする男に限って浮気癖があります。
ごく一部の自分に都合の良い本能論者のために、男性は女性から「男は必ず浮気をする生き物」とレッテルを貼られているわけです。
こう思われることは、実に真剣に恋愛に向き合いたい男として腹立たしいことです。
そこで今回は、男の浮気と本能について書いてみたいと思います。
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世の中の男は必ず浮気をすると思われている
こんなことでいいのでしょうか、女性から誤解をされているのですよ、男は必ず浮気をすると。
ちょっとでもスマホを見ていると、女と連絡を取り合っていると疑われ、スマホをチェックされるなどプライシーの侵害を受けている男性は多いのではないでしょうか。
別にやましいところがなければ見られても構わないはずなのですが、強制されると見せられるものも見せたくなくなるのが男のサガってものでしょう。
女性はとても残酷で、平気で男を疑い、辛辣な言葉さえも浴びせてきます。
…と、ここまで男性が浮気を疑われて女性から受ける仕打ちを書いてみたのですが、女性だってやみくもに自分の彼氏の浮気を疑っているわけではないはずです。
疑わしい言動があり、それが確信に変わる瞬間があるから女性は疑わざるを得ないのではないでしょうか。
ただし、本当に浮気をして必死に隠そうとする男は、まだ可愛いほうかもしれません。
タチが悪いのは「男は子孫を残す使命があるから」などと浮気がバレて肯定する言い訳をする男でしょう。
真面目に恋愛をしている男にとっては、こういう誤解は解いておきたいものですよね。
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男の浮気は必ずバレる仕組み
女性とは本当にエスパーではないか、と思う瞬間があります。
人の心を見抜く眼力は恐ろしくさえ感じます。
特に男の浮気は99%バレているようです。
残りの1%は鈍感女子であり、そんな女性と付き合える男は超ラッキーと言ってもいいでしょう。
ですが、そのような千載一遇のチャンスはほとんどありません。
女性は気が付いています、あなたの浮気を。
では、一体なぜバレるのでしょうか。
女性はもちろんエスパーではありませんから、彼氏の行動を透視しているわけではありません。
私の知人の女性から聞いた話ですが、彼氏が浮気をしてくるとまずニオイで分かるそうです。
ニオイと言っても浮気相手の香水の匂いや、ホテルのボディシャンプーの匂いというわけではなく、女性が感じ取るニオイとは“セックスの後のニオイ”だと言うのです。
女性はとにかく鼻が利くようです。
また、ニオイの次には態度が挙げられます。
浮気をした男はとても優しくなるらしいです。
後ろめたさから、そうした態度にでるのでしょう。
これを聞いてしまうと、もうバレることは必然に感じてしまいました。
本能が壊れたら理性でカバーできない
人間は暴走しそうになったら、理性が思いとどまらせてくれるものです。
しかし、男性の中には浮気を繰り返す人がいます。
一人の女性では飽き足らず、次から次に、手あたり次第、そんな男性もいます。
さすがにここまでくると浮気癖などという可愛いものではありません。
うまく表現ができませんが、本能が壊れてしまうと、理性ではカバーできなくなってしまうのです。
たびたび『性依存』という言葉を耳にします。
ハリウッドスターやアメリカのプロゴルファーなどでもセックス依存症であることが明るみになったことがありました。
少し前ですが、ネットでこんな記事を目にしました。
「30~40代男性の7割が性依存症」であるというショッキングな内容です。
それが実に深刻な状態である、ということです。
普通に考えると、むしろ性欲が衰えていく世代のはずです。
それが30~40代男性の7割も性依存症に陥っている、と聞くととても他人事ではありませんよね。
私は、というといたって十人並みだと思っていますが。
では、一体なぜそのような事態になってしまったのか、自分もそうなってしまうのではないか、と不安に感じてしまいました。
ストレスが性依存症の引き金となる可能性
30代、40代というと、アブラの乗った世代です。
地位も名誉もこの年代が積み上げていく、もっとも働き盛りで忙しく、暇などないことでしょう。
毎日が充実して生きている実感があるはず、そう思えてしまいますが、実はその反動が性依存症の引き金になるというのです。
会社員であれば中間管理職ですよね。
これが一番キツイ。
上からも下からも矢が飛んできます。
よほどの精神力を持っていなければ、ここを乗り越えていけません。
ただ、年齢を重ねてきていますから精神力もほとんどの人は強くなっているはずです。
それなのに乗り越えることに苦戦しているのは、今の時代背景もあるのでしょう。
つまりパワハラ、モラハラ、などのハラスメントです。
上司からはパワハラのごとく叱責され、部下には自分もパワハラだと思われるかもしれないと強く言えず、多大なストレスを感じてしまいます。
プレッシャーに押しつぶされ、逃げるところは性的欲求という、悲しい現実逃避をしてしまうのです。
⇒ 【仕事優先で彼女ができない】そんなことではいつまで経っても恋愛できない
抑えられない性欲はもはや本能ではない
どうしても性欲は本能であると結びつけたくなりますが、まるで盛りがついたような性欲の衝動は本能ではありません。
頭の中でセックスの快楽がインプットされ、そのイメージによってセックスをしたいと掻き立てられる、本能のエラーのように感じます。
大切な彼女がいるのに、どんどん浮気してしまうのは、もう恋愛の域を超えてしまっています。
彼女の立場になると、浮気を繰り返す彼氏のことを「本能だから」と見て見ぬふりなどできないでしょう。
もし本当に一人の女性だけにとどまらず、いろいろな相手とセックスをしたいのであれば、それは特定の彼女を作ってはいけません。
セックスフレンドだけの割り切った付き合い方に切り替えるべきです。
彼氏の浮気がバレて彼女が思うこととは
「今までに3回浮気されました。本人に言ったことはありません。気づかないフリをしています。だって、好きだから別れたくないので」(31歳女性/コンビニ勤務)
「彼氏の浮気はバレバレです。そのたびに別れを切り出しますが、もうしないから、と泣きつかれるので別れられません」(35歳女性/商社勤務)
浮気がバレた男がどれほど愚かであるか、痛感しますよね。
浮気がバレて男がすることと言えば、本能などという苦しい言い訳です。
ですが、女性はもっと懐が深く、情という心の繋がりのところで葛藤し、もがいて許しています。
もちろん、有無を言わせず浮気がバレた時点で別れを決める女性もいます。
別れる決断をする女性は当然のことでしょう。
だって、付き合った男性は浮気をしないという前提で付き合っているはずですから。
それなのに浮気をされれば、「男は浮気をする生き物」などと簡単に妥協をするわけがないですよね。
男から見るとこうした女性は融通が利かない、などと思うかもしれませんが、これが当たり前のことであり、浮気するのが男のステータスだなどと間違った考えを持っている男こそ恥ずかしいのです。
浮気をめぐっては、男女の間では分かり合えないものだと痛感させられますよね。
いつも正しいのは女性のほうですから。
まとめ
本能とは厄介なものです。
ときには理性というやつでコントロールしなければなりませんし、本能に逆らうとストレスが溜まります。
そもそも本能なのですから、自分のために本能に従うのが普通ですよね。
ところが、性欲にだけはその考えは通用しません。
浮気問題はきっとはるか昔から男女が向き合ってきたことでしょう。
ですが、いまだに浮気の問題で解決する方法がないのは、一生の男女間のテーマだと言えますよね。
いえ、そもそも浮気をしなければ問題など起きないはずです。
男性は、浮気をすると大切な人を泣かせることになると肝に銘じることです。
それができないのなら、恋愛はNGです。
私たちはわき目も振らず、もっと真剣に恋愛と向き合っていけるようになりたいものですね。
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