
本来、恋愛とは誰からも教わるものではありません。
また、誰かを好きになる気持ちも自ずと感情が湧いてくるものですよね。
このブログを読んで下さっている方は、みなさん少なからず女性から「モテたい」と思っている方だと思います。
しかし、よく考えてみてほしいのですが、「モテる」というのはあくまでも相手の気持ちがあって初めて成立する状態です。
では、その中にあなたの気持ちはあるのでしょうか。
あなたの「好き」という気持ちです。
その「好き」という気持ちとは、どのような気持ちなのでしょう。
そんなこといちいち考えることではない、と思う人は多いはず。
ですが、今はその「好き」という気持ちさえもわからなくなっている男性が増えているのです。
誰かを好きになることは理屈ではありません。
それなのに今は、自分はこの人を好きだ、という理由を見つけ出そうとしている人がなんと多いことか。
今回はそんな恋愛の仕方を忘れた、迷える子羊のあなたに指南していきましょう。
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まずは「人を好きになる」
30歳を過ぎても彼女がひとりもいない、今までまともに付き合ったこともないとなれば、焦る気持ちはよくわかります。
最近は晩婚化が進んでいるとはいえ、友だちの中には20代早々に結婚して子どもを作り、その子どもたちがそろそろ成人しようか、なんて状況になっている人も一人や二人いるのではないでしょうか。
それに引き換え、あなたは彼女ひとりも満足に作れないのですから、そりゃあ、「モテたい」「彼女がほしい」と切実に思う気持ちもよくわかります。
しかし、その状態から一刻も早く抜け出すためにあなたが今すぐしなくてはいけないのは、「いい女をナンパすること」でも「婚活パーティーに行くこと」でもないと私は思います。
あなたが今すぐすべきことは、「人を好きになる気持ちを取り戻すこと」ではないでしょうか。
自分の胸に手を当てて、よく考えてみてください。
あなたは最近、本気で人を好きになりましたか?
若い頃のようになりふり構わず、「この人のためなら何でもできる!」と思える人に出会いましたか?
何も相手は女性に限る必要はありません。
恋愛感情という意味ではなく、同じ男性に対しても「好きになる」という気持ちを持つことはありますし、それがあなたのプラスになったこともこれまでにあったはずです。
その頃のように純粋に「人を好きになる」という気持ちをもつことが、恋愛の一歩だと私は思います。
人を好きになることはビビッとはこないのが当たり前
よく「私、この人と結婚するってビビッときた」などと言う女性がいます。
つまり、直感的に自分の運命の人を感じ取った、ということなのでしょうが、こういうことをいうのは女性と決まっています。
男性にいますか?ビビッときた、という人が。
そうです、つまり男性はビビッとくることはありません。
男性は直感的な恋愛をしませんし、むしろ鈍感でもあります。
そして、恋愛には慎重で、特に結婚では結論に達するまでに時間を要します。
女性のように結婚してしまえばなんとかなる、というポジティブ思考であれば良いのですが、男性にはそのポジティブさはありません。
これが人を好きにさせる気持ちを抑制してしまう要因でもあるように思うわけです。
恋愛を躊躇する気持ち、そんな気持ちは取っ払ってしまえば、楽に目の前にある恋愛に踏み込めるはずです。
ほしいのはセフレではなく「彼女」
30代の男性の中には「好き」という気持ちを、初恋以来、抱いたことがないという人が少なからずいるようです。
私はどちらかといえば惚れっぽいタイプなので、「好きになる気持ちがわからない」ということ自体がわからないのですが、女性に好かれたい、モテたいというのであれば、あなた自身がまず好きにならなくてはいけないでしょう。
好きでもないのにデートをしたり、セックスをしたりするのはただのセフレです。
もちろん、セフレがほしいのであれば恋愛感情は邪魔にしかならないので必要ないと思います。
しかし、このブログを読んでいるあなたがほしいのは、セフレではなく「彼女」のはずです。
それなら、まずあなたが本気で人を好きになってみましょう。
そうすれば、何かが変わるはずです。
ちょっとでも気になる女性は「好き」
しかし、「好き」の感情がわからない、そんな男性もいることでしょう。
先ほども書きましたが、自分が人を好きになる、その感情が最近では抜け落ちてしまっている人が増えているように思えるのです。
「好き」の反対は「嫌い」と思われがちですが、実は「無関心」のほうが反対語としてしっくりきます。
あなたは女性を目の前にしても、恐らく無関心の感情からその先へ進めなくなっているはず。
ですが、もしちょっとでも「気になる」ことがあれば、それが「好き」になる取っ掛かりだということを頭の片隅に入れておいてください。
例えば「気になる」理由が、その女性があなたの嫌がることをしていて印象が悪くても、それは気になっているということになります。
女性に対する悪い印象というのは、実は本来であれば「嫌い」になると思われがちですが、そうではありません。
この悪い印象こそ、「好き」になる可能性を秘めているのです。
悪い印象を与えたこと自体、あなたの心を動かしたということにほかならないからです。
本当に悪行をはたらいていたという場合は別として、あなたの感覚とはちょっとズレている女性があなたの心を揺さぶった、と言ってもいいでしょう。
恋愛のスタートとは、いきなり「好き」という感情よりも「なんだか苦手」ということのほうが段階を踏んで恋愛感情へと変化していくものなのです。
それに気がついたとき、初めて「人を好きになる」実感を持てるようになることでしょう。
⇒ 【女性に好かれたい】まずはシンプルに好きになってみる、好かれるのはその後
好きになられたのでは意味がない
恋愛の仕方がわからない、もしくは忘れた、と思っているあなたは、もしかすると自分から好きになる必要はない、と思っているふしがあります。
要するに、相手から好きになられてから始まる恋愛のほうが楽ですし、そうなれば自分から告白しなくても良いなどと、恋愛を軽視しているのではないでしょうか。
自分から告白するのは、とても労力を必要とします。
「失敗したらどうしよう」「キモイと思われるかも」「もしかすると女性に告白することはもうできないかも」など、いろいろな考えが頭の中を駆け巡ります。
そして告白する前に精魂尽き果て、結局は恋愛など必要ない、などという答えを出してしまいます。
ですが、それって敵前逃亡とでもいいましょうか、告白すらしていないのに自分はもうダメだ、相手の女性は自分を嫌っている、そんな暗示を自分自身に掛けてしまっているのです。
恋愛から自ら遠ざかり、自分から告白することは封印し、相手から告白されれば別に好きでなくとも付き合おうという安易な恋愛を望んではいないでしょうか。
もし真剣な恋愛をしたいのであれば、そんなことでは意味がありません。
もっと「人を愛したい!」という気持ちを、自分の中から引き出すことこそが大切なのです。
恋愛をしないと人の気持ちが分からない人間に
人には恋愛が必要です。
恋愛は人を成長させてくれます。
そう思いませんか?
あ、恋愛をしていないあなたには私が何を言わんとしているのか、理解できないかもしれませんね。
恋愛では人を思いやることを知ります。
そして、腹が立つと我慢する忍耐力をつけることができます。
恋愛は楽しいことばかりではありませんし、ずっと幸せが続くわけではありません。
そうした中でいかに相手と上手く付き合っていけるか、その術を学んでいけるわけです。
その術は恋愛以外にも大いに役に立つことになります。
結果、人の気持ちがわかるという感覚やコミュニケーション能力がどんどん高くなります。
それは人にとって、とても大切で必要なことなのはわかりますよね。
恋愛をして一緒に精神力も学んでいけるのですから、いかに恋愛が必要であるかわかることでしょう。
もう一度言っておきます。
人には、恋愛が必要なのです。
バーチャルな恋愛とリアルな恋愛は違う
「恋愛の仕方ならわかっていますよ、恋人いますよ、バーチャルですけど。でも彼女は僕の言いうことを聞いてくれるし、ケンカもありません。それで間に合っています。」(33歳男性/会計事務所勤務)
最近、こうした男性は多いですね。
バーチャル恋愛にどっぷりハマっている男性。
バーチャル恋愛を否定はしません。
それが恋愛だと言われれば、それもアリです。
ですが、やはりバーチャルに過ぎません。
生身の人間との恋愛こそが本来の恋愛の形です。
ただ、バーチャルに走る人の気持ちもわかります。
何せ決して自分が傷つくことはありませんし、穏やかな気持ちで疑似恋愛をできますから。
でも、いつからなのでしょう、人が恋愛から目を逸らすようになったのは。
楽に楽に毎日を生きる生活をしていると、逃げ癖がついてしまいます。
そんな男性を好きになってくれる女性などいません。
もっとリアルな生活に目を向けて、嫌なことにも苦労にも立ち向かう男性の姿に女性は好意を持ちます。
そのことを頭に入れておきましょう。
まとめ
「モテたい」という本能は男性に当たり前のようにあるはずです。
ですが、最近の世の男性たちは、モテたいという気持ちがどこか抜け落ちてしまっているように思います。
ただ、そうは言ってもあなたは30代です。
恋愛を封印するには早い年齢ですし、恋愛の仕方がわからないなどと言ってはいられません。
30代から恋愛の仕方を学ぶには遅すぎるくらいですが、恋愛に年齢は関係がないことはわかりますよね。
今まで恋愛を忘れていた人も恋愛感情を徐々に思い出せれば、結婚も視野に入ってきます。
そのためにも、まずはしっかりと日常の中に目を向けることです。
決して無関心にならず、もっと恋愛のアンテナを張っておきましょう。
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カテゴリ:あなたに彼女ができない理由