
2016年12月、日本中の人々から惜しまれつつ、解散してしまったSMAPですが、SMAPの代表曲に「世界に一つだけの花」という曲があります。
紅白のトリにもなりましたし、おそらく日本人ならこの曲を聴いたことがないという人はいないでしょう。
「No.1にならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」という、人類愛に満ち溢れた歌詞に涙した人も多いと思いますが、この曲が30代になっても彼女ができない男の背中を押しているような気がしてなりません。
この曲がヒットする以前は、No.1になることが意義のあることだ、と考えられていました。
男たるもの、No.1になって当たり前、そんな日本男児的考えを半ば押し付けられて育ってきたようにも思えます。
ところがこの曲を聞いたときに『目から鱗が落ちる』思いをしたのは私だけではないはずです。
そうか、自分は自分の道を行けばいい、そう思わせてくれたわけです。
そこで今回は、そんなSMAPの曲になぞらえて書いてみたいと思います。
⇒ ナンバーワンの男がもれなく実践している究極のモテる会話術
コンテンツ
恋愛では「オンリーワン」を極めても仕方がない
あなたが「いいなあ」と思った女性には、あなたと同じように何人もの男が「いいなあ」と思っているはずです。
つまり、何人もいる競争相手に打ち勝って、彼女にとっての「ナンバーワン」になることが、彼女と付き合うための必須条件なのです。
しかし、「俺はナンバーワンじゃなくて、オンリーワンを目指すのさ」と、恋愛とはかけ離れた思考を持ったまま30歳になってしまった男性が、なんと多いことか。
確かに、人類愛的に考えれば「ナンバーワンじゃなくてオンリーワン」でいいと思います。
ナンバーワンを目指すから無意味な争い事が増えますし、もっと大きく言えば、世界から戦争がなくならないのかもしれません。
また、オンリーワンも極めれば、ナンバーワンになれると言えるかもしれません。
たとえばノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅教授も、「オートファジー」という我々一般人にはまったくピンと来ない分野、つまりオンリーワンの世界で研究を重ね、ノーベル賞というナンバーワンの称号を手に入れたのですから。
オンリーワン世代は空気を読まない世代
「世界に一つだけの花」という曲はとても素晴らしい曲です。
素晴らしい曲ではありますが、違和感を抱いた人もいるのではないでしょうか。
そう、その違和感を抱いた人こそがNo.1を目指している上昇志向な男性です。
確かに自分はオンリーワンを目指す、と言っていれば自分の道を突き進むカッコイイ男であるかのように思われます。
このような男性は女性受けもいいかもしれません。
ですが裏を返せば、マイペース、融通が利かない、そんな身勝手さが露呈されることもあるわけです。
『自分は自分』という自己主張が、あだになることもあるかもしれません。
この曲のヒット以降、自己主張をする人が多くなったように感じるのは私だけではないでしょう。
そして、自分は自分的体質な人はどんどん増え、人と違ってもいいのだという凝り固まった考えで空気を読まない人が多く見受けられることは少々残念なことです。
まあ、そうは言ってもそれまでの日本人は右にならえ的な生き方がほとんどだったので、自己主張できる日本人が増えたことは喜ぶべきことなのでしょう。
⇒ 【彼女が欲しいけど自信がない】トップを目指して、男に憧れられる男に!
とにかくがむしゃらに「ナンバーワン」を目指す
「自分は我が道を進む」などというオンリーワンを主張する男性はカッコイイかもしれませんが、恋愛ではそういうわけにはいきません。
たとえ、あなたがオンリーワンの境地を切り開いても、お目当ての彼女にまったく響かない分野だったとしたら、目も当てられない結果になるでしょう。
つまり、好きな女性を彼女にしたいなら、その人だけのナンバーワンを目指さなければいけないのです。
そうでなければ40代、50代になってもこのまま恋愛できずに終わってしまうでしょう。
ただ、小さい頃から勉強以外のことすべてにおいて、「オンリーワン」が正しいと刷り込まれてきた世代ですから、なかなかこの呪縛からは抜け出せないかもしれませんね。
「勉強以外」と書きましたが、それについてはまた後日詳しく書きたいと思います。
ひとつ言えることは、今からでも遅くないので、恋愛に関してはがむしゃらに「ナンバーワン」を目指すこと。
人目を気にしたり、「オンリーワンを目指す」と格好つけたりする必要はまったくないのです。
女性はオンリーワンの男性を求めている
ちょっとここで、ナンバーワン、オンリーワン、などとこんがらがってきましたね。
ナンバーワンがオンリーワンで、オンリーワンがナンバーワンで。
もう頭の中は、一体どっちなんだよ!?と悲鳴を上げていることでしょう。
そんな悩める男性に確かなことを伝授します。
恋愛は“プラスマイナスゼロ”で成立します。
「なんのこっちゃ」ですよね(笑)
つまり恋愛では、男性は女性のナンバーワンになる努力をし、女性は男性のオンリーワンになりたい、そしてこれが合わさることで恋愛が成立する、っていうことだと私は思うわけです。
ほとんどの恋愛はマイナスからスタートします。
マイナス時点は付き合う前ということになります。
だって付き合う前であり、付き合えるかどうかも分からないのですから、ゼロではなくマイナススタートなのです。
そして告白をして、彼女からOKをもらって初めてゼロからのスタートになります。
まさによくある恋愛方程式、って感じでしょうか。
ここで改めて言いますが、女性は自分がオンリーワンだと思ってくれる男性を求めています。
モテたいがために色々な女性のナンバーワンになりたい、などとフラついている男性に女性は寄ってはきません。
ナンバーワンになりたいのであれば、たった一人のためのオンリーワンを目指すことが大切です。
モテる男はナンバーワンであり、オンリーワンになる技量を持っている
モテる男とは、非常に器用です。
その時々によって自分を変幻自在に変化させることができるのです。
ナンバーワンという男の強さを見せることもできれば、オンリーワンという女性の懐に入るような男に徹することもできるわけです。
その辺の器用さは目を見張るものがあります。
では、どのようにナンバーワンとオンリーワンを使い分けるのか、そのスイッチは女性が握っています。
要するに出会う女性によってスイッチを切り替えることができるっていうことです。
ただ、これができるのは天性のモテる男か、場数を踏んできた男です。
恋愛初心者には難しいことですね。
だからこそ恋愛初心者のあなたは、どんどん恋愛をしていく必要があるのです。
もうすでにあなたは恋愛のスタートに出遅れています。
ただ、スタートすることはいつでも可能です。
黙っていて向こうから恋愛がくるわけはありませんから、自分からどんどん恋愛へ踏み込んでいきましょう。
押してもダメなら引いてみる
あまり恋愛をしていない人というのは、恋愛の駆け引きがぜんぜんできません。
恋愛の仕方がわからない分、どんどん相手に押しの一手で迫ってしまう男性はとても多いのです。
ですが、そのような男性に女性は恐怖感を持つことがあります。
あまりにも無謀に押してくる男性にドン引きする女性もいるわけです。
恋愛というのはそこが難しいところですね。
たまに“恋愛マスター”気取りの男が、モテない男に「女性はグイグイ押せば落ちる」などと恋愛指南することがありますが、それは大きな間違いです。
確かに女性はグイグイ男性から来られることに嫌な気はしません。
なんだかモテる女の気分を味わえるからです。
ですが、そのグイグイの程度もわからず、無謀にグイグイ押すということを恋愛初心者はやりがちです。
ここで必要なことは、グイグイ押したらその後は引く、押しては引く、を見極めてアプローチすることです。
押す一方だけでは女性はなびきません。
必ず押したらいったん引いてみる、そのことで女性の心は動きますし、興味を持ちます。
恋愛の駆け引きを使ってモテる男になれるように努力してみましょう。
恋愛に躊躇している時間はない
あなたは30代、もう恋愛に躊躇しているような時間はありません。
直ちにモテる男になるべく、行動を起こさなければいけないことを理解してください。
恋愛にうまく踏み込めないと、あっという間に40代になっていた、なんてことになり兼ねません。
人はいろいろな欲を持っていますが、食欲と性欲は生きていく中で欠かせない欲です。
食べなければ生きていけませんし、性欲は満たされなければ欲求不満となります。
そうであるならば、恋愛を後回しにしているあなたは性欲を満たされていないはずです。
自らの欲を封印していてはいけません。
ただでさえで他の男性から出遅れているあなたは、時間を取り戻すべく、即行動です!
まとめ
恋愛は大変ですし、面倒なことです。
このブログでモテる男になるための指南をしていますが、それらすべてを実行するというのは無理難題なことかもしれません。
ですが、行きつくところは“モテる男”になるということです。
モテなければ女性と付き合えませんし、人生がつまらないものとなります。
恋愛なんてしなくたって楽しく生きていける、そう思っているあなたは恋愛から目を背けているとしか思えません。
恋愛することで世界が違って見えたり、自分の存在意義を見出したりすることだってできます。
人生が変わることだってあるわけです。
そんな楽しいことを敢えてしないあなたは、言葉は悪いですがどうかしています。
人より一歩も二歩も遅れているのですから、今一度前向きに恋愛へと立ち向かってみましょう。
⇒ 恋愛を楽しむために必ず知っておきたい驚愕の会話術の詳細はこちら
あなたにオススメの記事が表示されています
当サイトが独断と偏見で決めた恋愛教材評価一覧
カテゴリ:あなたに彼女ができない理由