
「据え膳食わぬは男の恥」という言葉をご存知でしょうか。
要するに、まくらを共にできそうな女性が目の前にいるのに、手を出さずに見過ごすというのは男にとって恥ずかしいことだ、というような意味なのですが、これは、いまのモテない、彼女がいない30代男子なら少なからず経験したことではないでしょうか。
あなたも心当たりはありませんか?
そもそも男性には性欲という本能があります。
性欲に限らず、本能に逆うことほど辛いことはありません。
ですが、最近は女性の裸に興味がない男性は確実に増えています。
その理由は一体どのようなことなのでしょうか。
一つは女性の裸以上に面白い、楽しいことがあること。
もう一つは性欲を上手く発散できない、または発散しなくても体は悲鳴をあげない、つまりは性欲をコントロールできる男性が増えた、ということが言えるでしょう。
では今回は、「女の裸」に興味ない男性についてお話していきます。
⇒ 女の裸に興味がない男性でもすぐに彼女ができる究極のノウハウ
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草食系ど真ん中の30代
少し前ですが「草食系男子」という言葉が流行語のようになった時期がありました。
自分から積極的に女性にアプローチすることなく、たとえ彼女がいなくても仕事や趣味の世界に生きている男性のことです。
これに対して「肉食系女子」というような言葉も生まれましたが、いま彼女がいない30代の男性の多くのは、この草食系男子に当てはまるのではないでしょうか。
草食系ですから、当然、目の前に「据え膳」があっても手を付けることがありません。
なぜなら、特別お腹が減っているわけでもなく、女性との肉体的な関係にそれほど興味がないからです。
ここで女性との肉体関係に興味がない=性欲の低下と思われがちですが、性欲自体は失われてはいないと断言できます。
つまり、性欲のほこさきが変わった、と言えるでしょう。
草食系は手を出さないのではない、手を出す気にならない?!
多くの男性は目の前に女性がいると、アリかナシか品定めを無意識にしてしまうと言います。
無意識ですから、その品定めもファーストインパクトで瞬時に決まります。
いわゆる草食系男子は、その無意識さえもないと思われるほど、目の前の女性にはまったく興味が起きません。
男性の中には自分のタイプの女性の品定めとして、裸になった姿を想像する、などと言う人もいます。
ですが、草食系と呼ばれる男性の頭の中には、女性とのベッドインのことだけではなく、女性のことすらも払拭されている状態だと言えるでしょう。
そうです、手を出さないのではなく、手を出すことすら想像できないということです。
女性もファーストインパクトで男性とのことを想像する
なんとも女性からすると、たとえ無意識とは言え、男性に一瞬で品定めされているなどと知ると複雑な心境でしょう。
ただ、女性側もファーストインパクトを受けた男性と、その先を連想することがあります。
そうしてマッチングをしたときに、恋愛はスタートするものです。
ですが、相手が草食系男子であるとアプローチしてこないことにガッカリさせられることでしょう。
見た目で草食系男子であるとわかると恋愛の妄想をせずに済みますが、傍目に見て肉食系男子なのに実は草食系男子だった、という男性を見極めるのは、女性には至難の業だと言えますね。
性の話も裸体もオープンな時代
そもそも今の30代の男性というのは、小さい頃から「エロ」に対する考え方が少し歪んでいるような気がします。
昔は「エロ」というのはとても淫靡でシークレットなものだったのですが、いまの30代ぐらいの男性は、とてもオープンですし、だからといってものすごく興味があるわけでもないようです。
これは多分に母親の影響があると思います。
昔と違っていまの母親は息子が性に目覚めることは「男として当然」という風に、とても自然なこととして受け止めてしまうのです。
昔だったら「子どもというのは親にとってはいつまでも子ども」だったのですが、いまは違うのです。
ですから、息子も性的なことを「母親に知られると恥ずかしい」という心理が働かなくなり、性がとてもオープンなものになってしまいました。
加えて、インターネットによって女性の裸を見ようと思えば、いつでも見られる時代です。
性の話をすることも、女の裸を見ることも、とてもハードルが低くなってしまった結果、性への憧れや興味がどんどんなくなってしまったということではないでしょうか。
そのような状況ですから、当然モテるわけがありませんし、彼女ができるわけもありません。
昔は見られることのスリル感があった
「エロ本」をベッドや押し入れに隠す、昔はそれを掃除のときに母親に見られるというスリルがあったものです。
中学生や高校生ですから、母親が昼間に勝手に部屋へ入って掃除をするというのは当たり前ですね。
ですから、母親は当然「エロ本」を見つけてしまうわけです。
以前はそれにスリル感を味わう男子もいたことでしょう。
母親にとっても、それが息子の成長を感じ取るバロメーターだったということですね。
それが今ではエロ本が部屋にあること自体が、ずいぶんと少なくなりました。
情報化社会、つまりネット社会によって、昔からの風習に変化が起きた、というわけなのです。
スリルがなくなった分、女の裸に慣れてしまった
いわゆるネット社会は罪深いことです。
知りたいことは即座に調べることができ、知ることへのワクワクドキドキすら奪われてしまったわけです。
ネット社会以前は本やメディア、人からの情報など、あらゆるツールで調べるということをしていました。
その調べる過程が楽しかったものです。
今はどうでしょう。
スマホやパソコンを開けば、すぐに情報が入ってきます。
40代以上はデジタルとアナログの両方が混在した世代ですが、30代はデジタルが主流になりつつある世代です。
ですからデジタルが楽しく、どんなこともデジタルによって情報を仕入れ、「エロ」さえもどんどんネットで吸収できる男性がほとんどです。
それによって何が起きるか。
女性の裸を簡単に見られることにより、免疫力がついてしまった、ということが言えます。
つまり、女の裸に慣れてしまった、ということでしょう。
⇒ 【女性の温もり】を知らない30代。彼女に母性を求めるという勘違い。
生の女性の裸体より、もっと楽しく快楽が得られるようになった
恋愛はときとして残酷です。
女の裸に興味がない、その心理を作り出してしまったのは恋愛の残酷さゆえです。
生の女の裸に興味はないとっても性欲はありますから、リアルな恋愛で傷つくよりも傷つかない性欲へとスライドしていくことになります。
それがバーチャルな世界です。
バーチャルな世界に身を置くことでストレスから解放された人が、どんどんバーチャルな世界へ入り込んでいくことになりました。
その中での女性に興味を持つ人が増えた、ということなのです。
リアルな恋愛は疲れますし、ストレスがどんどん心を蝕んでいきます。
普通はそれによって恋愛に免疫力がついていきますが、一度バーチャルの世界で快楽を得てしまうと、そちらの中で十分に満たされる人もいます。
そうしてリアル社会では、生の女性に興味を失っていく人が増えていくわけです。
リアル恋愛に復帰したい!どうすればいい?
バーチャルな彼女よりもリアルな彼女とやっぱり普通に恋愛したい、そう思う男性もいることでしょう。
ですが、リアルな彼女との恋愛は今までとは違ってリスクが伴うことが容易に想像できます。
それでもリアルな彼女を作って女の裸に興味がないことから脱出したい、そう思ったときはどのようにすればいいのでしょうか。
生身の女性の裸に興味を持つことから始める
生身の女性としては、たとえバーチャルな彼女でもジェラシーを感じます。
つまり、もし自分の彼氏が二次元のエロに踏み入れていたら、それは絶対に許せません。
ただ、自分の彼氏が浮気をする相手としては許せるという女性はいます。
ですからある程度、バーチャルな恋愛に理解がある女性と付き合うことがリアル恋愛の第一歩です。
まずは恋愛するということは頭に置かず、女の裸に興味を持つことからのスタートです。
セフレを作ってみるのも良いでしょう。
そうは言ってもセフレ=セックスフレンドは、社会的に理解を示さない人は多いです。
それでも男性としての本能を取り戻すことが先決です。
本気でリアルな恋愛を復帰したいのであれば、一つの選択肢だと言えるでしょう。
バーチャル恋愛には戻らない覚悟を持つ
バーチャルな恋愛へと逃避していることは悪いことではありません。
それも人生ではアリですし、自由です。
ですが、それでは結婚できなかったり、突然孤独を感じたりする場面も出てきます。
それに気がついたあなたが「リアルな恋愛に戻りたい」と思うことは、ごく自然なことです。
ただ、リアルな恋愛をしたいのであれば、バーチャルな恋愛には戻らない覚悟をもつことです。
決してバーチャルな恋愛が悪いわけではありません。
リアル恋愛ができるようになれば、リアルとバーチャルを両立させることもできます。
そのためにもリアルな恋愛にまずは本気で挑んでみる、リアルな彼女ができて初めてバーチャルも楽しんでみる、ということをしてみましょう。
まとめ
女の裸に興味がない、最初からそれを自覚している人は少ないです。
女性を見てもなんだか恋愛したいと思わない、そこから初めて自分が女の裸に興味がないことに気がつく男性がほとんどです。
それに気がついた男性の中には、そんな自分が変である、人と違うなどと、男性として負い目を感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、そんな負い目は不要です。
バーチャル世界のエロも楽しいですし、このデジタル社会ではバーチャル世界を理解する人がほとんどです。
もし本気でそんな自分から脱出したいと思うときは、一歩ずつ自分を変えていくことは可能です。
自分を変えたいと思ったことが、男性としての本能を取り戻すチャンスがやってきたときだと考えましょう。
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カテゴリ:あなたに彼女ができない理由