
以前の記事でも書いたように、最近は「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」が良いという風潮があります。
みんなそれぞれ個性があるのだから、その個性を大切にして、いつか大きな花を咲かせようよ、というわけです。
しかし、この歌を真に受けるかどうかで、モテる男とモテない男の差が生まれるってご存知ですか?
今の若い世代、つまり10代や20代は特にオンリーワン世代といえますね。
ですが、私たち30代から上の世代はナンバーワンを刷り込まれて育ってきました。
ただ、30代はナンバーワンとオンリーワンを併せ持っている世代でもあるので、他の世代よりふり幅は広いです。
ですから30代は時にはナンバーワン、そしてあるときにはオンリーワンという遷移させることができるはずです。
それを考えると、30代はラッキーな世代です。
そこで、そんな30代でふり幅のある男性に向けて、今回はモテる男とモテない男の境界線についてお話していきましょう。
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オンリーワンだから楽しけりゃいい
「オンリーワン」を目指すことは決して悪いことではありません。
しかし、こと恋愛に関しては「ナンバーワン」を目指さないと意味がありません。
そうでないと、いつまで経っても彼女なんてできないでしょう。
ところが、30代のあなたも含めて、国民的アイドルの歌をとおして、みんな「オンリーワン」がいいと刷り込まれてきました。
嫌いな相手とも手を取り合いますし、他人を蹴り落とすようなマネは絶対にしてはいけません。
だって、みんなそれぞれが違った色や形を持つオンリーワンの「花」なんですから。
だから、今の若い人は喧嘩を嫌いますし、トップを目指して出世しようなんて気にさらさらならないのです。
別にお金持ちにならなくても、楽しく仕事ができればいい、それなりに生活できればいいと思っているのです。
しかし、恋愛はそれではダメです。
彼女にとってのナンバーワンになるため、ライバルたちを蹴落とさなければあなたの恋は成就しません。
オンリーワンになるように操作されている!?
かつて、「二番じゃダメなんですか?」などとたわけたことを言っていた政治家がいましたね。
まさに、その考えこそオンリーワン的発想です。
ですが、「二番じゃダメなんですか?」という政治家の発言を聞いて、ほとんどの人は反発する気持ちを持ったのではないでしょうか。
つまり、二番ではダメであり、一番じゃないと意味がないってことです。
多くの人がこの同じ気持ちを共有したということは、ナンバーワン意識が人の中にはあるということに他なりません。
このようなみんなが同じ意識を持てたということは、まだまだ世の男性たちはトップを取りに行くというナンバーワン意識がある、ということでしょう。
ですが、オンリーワンということが盛んに言われるようになり、日本人は変わったのかというとそれは難しいことです。
なぜなら、昔からナンバーワンになることだけを頭にインプットされてきた日本人にとって、その考えからはなかなか抜け出せません。
だからこそ、スーパーアイドルが歌うことで、オンリーワンを刷り込まれるように操作されているように思えるわけです。
結果、この歌は爆発的にヒットし、今でも大切に歌われています。
人それぞれの中に意識的に刷り込むことは可能です。
そうは言っても、生きていく中ですべてがオンリーワンで生きていくことができるか、といえばそれはキレイごとになってしまうように思うわけです。
なんだか話が逸れてしまいましたが、つまりはナンバーワン意識は人の本能であり、それがあるからこそ、人は上昇志向を持てるということでしょう。
⇒ 【モテる男になるには】オンリーワンではなくナンバーワンを目指すこと
結局のところ目指すのはナンバーワン
今の若い人たちを悩ませているのは、「オンリーワン」が良いと言っておきながら、相変わらずなくならない学歴社会。
中学も高校も大学も、学力によってすべてが振り分けられますし、頭の良い子と悪い子では、大きくなるにつれてそのフィールドが違ってきます。
どちらが良いと言うわけではなく、東大を出た男性と中卒の男性では、就ける職業も年収もぜんぜん違うのです。
また、世間からの扱いも随分と違ってくるでしょう。
オンリーワンが良いからと勉強をしないで部活や遊びなど、自分の興味あることばかりに打ち込んでいると、社会に出るころにはスタートラインからしてまったく違ってきます。
そして、社会に出るとその差はなかなか埋まりません。
つまり、勉強ではナンバーワンになることが今の日本ではまだまだ求められているというわけです。
でも、これっておかしくないですか?
みんな平等、オンリーワンが良いと言っておきながら、勉強ではまだナンバーワンになることが良いとされているって。
そして、30代になってモテる男は安定した仕事に就き、それなりの収入がある男性ですから、結局のところ、「オンリーワン」という言葉に躍らされ、「ナンバーワン」を目指さなかったツケがここに来て回ってくるのです。
でも、だからといってあきらめてしまっては、このままずっとモテない男のままです。
好きになった女性のナンバーワンになるため、何ができるか考えてみましょう。
ナンバーワンになるためにはどうするべきか
今現在、彼女がいないあなたは、これからどうするべきだと思いますか?
きっと、このブログを読んでいても答えが出せずにいることでしょう。
そうです、つまりは答えを出せずにいること自体があなたの「致命傷」なわけです。
モテる男というのは常に恋愛プランがあります。
女性に対してどのように接するべきか、そして、どう段階を踏んでいくべきか、はじめからプランがあるのです。
ただし、プラン+「実行力・行動力・決断力」がものを言います。
プランがいくらあっても実行力などがなければ意味がないのです。
もしかするとあなたには、すでに恋愛のプランはあるのかもしれません。
それなのに、なぜ彼女がいないのかと言うと、それは実行力、行動力、決断力がないからでしょう。
とても簡単な答えですよね。
そして、そこからナンバーワンになるために、さらなるプランを立てる必要があるわけです。
それは“独占欲”です。
好きな女性を自分だけのものにしたい、そして彼女にとっても彼を独占したい、お互いにそう思えたときに恋愛がスタートするのです。
独占欲は一歩間違えると束縛になる
独占欲は自ずと湧き上がる衝動です。
ですから、別にやろうと思っていなくても自然と好きな女性ができると独占欲が出てくるので、ここまで進めば恋愛モードのレールに乗ったと思っていいでしょう。
ただ、ここで勘違いしてしまう男性もいます。
まだ付き合ってもいないのに、いいムードになった女性に対して独占欲が芽生えると、束縛したい気持ちが無意識に出てきます。
それは本当に無意識です。
独占したい気持ちから束縛へと進んでしまうと、残念ながら恋愛は成立しなくなる可能性は高いですね。
束縛をしてしまう男性の心理としては、自分に自身がないことが挙げられます。
また、相手を信用していないという気持ちもあるわけです。
恋愛経験が乏しい男性は自分をコントロールすることができません。
ですから、独占欲までたどり着かずに、自分の気持ちを封印してしまう人もいます。
恋愛は経験がものをいう、とはこういうことからです。
だからといって、プレイボーイ的になってしまうことはNGですが、適度に恋愛経験を増やして恋愛スキルを上げることが大切です。
⇒ 【女性の前だと挙動不審】モテない男が女性の前でテンパる原因はたった2つだけ
モテる男とモテない男の境界線とは
明らかにモテなさそうな男性は別として、モテそうなのにモテないという男性もいます。
顔はイケメンなのに、なかなか彼女ができない、またはできてもすぐに別れてしまう。
モテない男から見るとモテそうでモテない男性は、宝の持ち腐れのように感じてしまいますよね。
では、モテる男とモテない男の境界線とは一体なんなのでしょうか。
私が学生の頃、クラスに非常に頭が良く、なおかつイケメンの男子がいました。
イケメンと言っても、そんじゃそこらのイケメンではありません。
男の私からみてもかなりのイケメンです。
そして頭もいい、そんな男を女子が放っておくわけはないですよね。
ところが、私が知るところでは、そのイケメンは学生時代ずっと彼女がいませんでした。
それはなぜなのか、卒業してから同窓会で集まったときに女子に聞いたことがあります。
女子の答えは簡単でした。
「優しくない」、それだけです。
ほかには「冷たい」という女子もいました。
「優しくない」と「冷たい」は同じようなことを言っているように思えますが、「優しくない」と否定した言葉のほうがより強いように思えます。
優しくない、確かにそのイケメンは誰が話しかけてもツンとしていて、みんなを見下しているような感じではありました。
今思うと、彼は頭も良かったですし、我々とステータスがあまりに違いすぎたのかもしれない、そんな気がします。
ただ、これでモテる男とモテない男の境界線がはっきりと分かったわけです。
それは「優しい」かどうか、ということです。
まとめ
「優しい」という言葉は実に曖昧です。
曖昧ではありますが、優しさというのは男性に突き付けられた永遠のテーマであるように思えてきます。
そして、優しさを兼ね備えた男性は女性からモテるということであり、好きな女性のナンバーワンに昇格できる、そういう恋愛の方程式が成り立つのではないでしょうか。
今現在、迷える子羊のようなモテない男性は、オンリーワンとして日々を過ごしていることでしょう。
オンリーワンでいることに慣れてしまうと気持ちを楽に生きていけますが、それでは闘争心も野心もない男になってしまいます。
充実した毎日を過ごしたいのなら、ナンバーワンになるために努力したほうがもっと毎日が面白く過ごせることでしょう。
ぜひ、あなたの中の気持ちにスイッチを入れて、モテる男になるべく、毎日を充実させてください。
⇒ ナンバーワンのモテ男になるために知っておきたい恋愛テクニック
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