
あなたはどうして彼女が作れないと思いますか?
いきなり直球な質問ですが、意外とこの答えをわかっていない男性がたくさんいます。
まず、彼女を作るにあたって多くの男性が希望するのが、「自分の素のままを愛してくれる人」です。
気持ちはわからなくもないですが、そのためにはあなた自身も努力する必要があります。
以前、あるテレビ番組で大物女優さんがこんなことを話していました。
「店先に並んだ大根も、きれいに洗って泥を落としているから売れるのよ。泥のついたままの大根じゃ誰にも見向きもされない。恋愛も同じ。誰かに相手にされたいなら、まずは泥を落としてきれいにならなくちゃ。」
いくら畑で採れたばかりの美味しい大根でも、人に振り向いてもらうようにしなくては売れないし、その美味しさに気づいてもらえません。
そのための努力を大根でさえしているのです。(まあ、努力しているのは業者さんですが・・・)
だから「素のままの自分を愛してほしい」なんていうのはとても放漫な言い草だと思いますし、恋愛の本質をわかっていないのだと思います。
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彼女を作りたいなら不快にさせない接し方を

これは、何も見かけをキレイにして、容姿に磨きを掛けろと言っているのではありません。
最低限、服装や容姿に気を付けることはもちろんのことですが、恋人ができるようなモテる男は、すべての面において「相手を不快させないような接し方」を心がけているのです。
でも実は、これはあなたも含めて多く男が無意識に行っている行為なんです。
というのも、私たち日本人はとくに小さい頃から気配り、目配りをコミュニケーションの柱の一つとして教えられてきました。
「物事をはっきり言わず、曖昧にすます。」
これは、最近の風潮では日本人の欠点のように言われますが、私はそうは思いません。
曖昧にすますことで相手のことを思いやり、「自分のすべてを受け入れろ」という傲慢な態度を取らない日本人特有の優れたコミュニケーションスキルの一つだと思います。
ですから、モテる男が意識して行っている「相手を不快させないような接し方」は、あなた自身も日本で育っている限りは少なからず身についているはずなのです。
それを上手く恋愛に活用しているかどうかで、モテるか否かの差がつくのです。
素の自分で勝負するには遅すぎる

少し話が逸れましたが、つまり、恋人ができるようなモテる男性は、素の自分を押し付けるのではなく、相手のことを考えたコミュニケーションを何も考えずに取ることができるからモテるのです。
あなた自身のことを振り返ってください。
女の子と二人きりで話をする機会を得たとき、あなたはどのような態度で接していますか?
相手の話を聞かず、自分のことばかり話していませんか?
「俺のことをわかってくれ」「俺の素をみてくれ」と言わんばかりに、自分が興味あることばかりを話しているのではないでしょうか。
もしあなたが、10代、20代の男性なら構わないかもしれません。
おそらく相手もまだ若い女の子です。
「自分の好きなことに熱中できる人って素敵」と、思われることもあるでしょう。
しかし、思い出してください、あなたはもう、30代以上の男です。
自分の思いだけを相手にぶつけるには、年を取り過ぎました。
女性との接し方も、素でぶつかっていくだけではダメな年齢になったのです。
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好きなら素の彼女も受け入れる覚悟を

「素の自分をみてほしい」という気持ちはわかりますが、彼女を作りたいなら素の自分を出すことは後回しにして、まずは相手の素の部分を受け止めるようにしてみましょう。
たとえば職場で気になっていた女性とデートをすることになったとして、いつもしっかり者のイメージがある彼女なのに、実はプライベートでは時間を気にしないルーズな面があったとしますよね。
そんなとき、「なんだよこいつ」と軽蔑するのではなく、そんな彼女の素の部分を受け入れてみましょう。
「なんだよこいつ」と嫌いになるのは簡単ですが、職場での彼女の姿に惹かれたわけですよね。
つまり、彼女としては職場でしっかり者を演じることで、少なくともあなたという男性からデートの誘いを引き出すことができたわけです。
「演じる」というとなんだか嫌な感じがしますが、男であれ女であれ、多かれ少なかれ異性を惹きつけるために演技をしながら生きています。
つまり、素の自分を隠しながら生活を送っているわけです。
彼女を作りたいなら、そこのところは当然として受け止めないと、いつまでも理想の彼女を追い続けるだけの人生になってしまいます。
本当の意味で彼女を作りたいなら、あなたは相手の見かけだけではなく、素の部分も愛さないといけないのです。
彼女を作るなら、素の自分は隠して少しずつ本性を

それと同じで、まずは素の自分を隠して女性からの気を引き、少しずつ素の自分を出しながら、それも含めて愛してくれるような女性を見つけなくてはいけません。
そのためには先ほども書いたように、いつも「俺のことをわかってくれ!」「俺の素をみてくれ!」という状態では、どんな女性もあなたに興味をもって近づいて来てはくれません。
自分の欠点を隠しもせず、むしろその欠点をさらけ出しながら、「こんな自分を愛してくれ!」と迫ったところで、多くの女性は「なんだよ、こいつ、気持ち悪い」で終わってしまうでしょう。
あなたの目的は彼女を作ることです。
そのためには、素の自分を見せる前に、ある程度お化粧をした見栄えの良い自分を作る必要があります。
なんだか先ほどから「演じる」「作る」なんていう、ちょっとネガティブな言葉を並べてしまいましたが、私が伝えたい真意はおわかりいただけると思います。
男も女も付き合うまでは騙しあいです。
いきなり素の自分を出して勝負できる人は、よほど性格がよくて品行方正な生き方をしてきた人だけでしょう。
どんな人間にも欠点が必ずあるはずですし、そこも含めて相手に愛してほしいと願う気持ちもよくわかります。
ですから、逆説的になりますが、そのためには最初のうちは欠点を隠しながら相手に好意を感じてもらい、少しずつ本性を現しながら、それでも愛してくれる人と結ばれるのがベストなのです。
まとめ

彼女を作る目標は、あくまでも素の自分を愛してもらうことです。
そのためには素のままの自分をさらけ出しているだけでは、いつまで経っても彼女なんてできません。
素の自分を受け入れてもらうために、まず、素のままの相手を愛しましょう。
すべてはそこからです。
いま気になっている女性が近くにいたとしても、あなたが知っている彼女はごく限られた部分の彼女なわけであって、しかも男性の気を引くために演技をしている可能性もあります。
そんな彼女に惹かれるのはいいとしても、いざ素の彼女を見た時点で「思っていたのと違う」と撥ねつけてばかりいては、いつまで経っても彼女なんて作れないでしょう。
素のままの彼女を受け入れつつ、少しずつ素の自分を出していくのです。
そうすれば、いずれはお互いに素の相手を愛せるようになります。
もちろん、すぐにそんな風にうまくいくわけがありませんが、いろいろな女性と接するうちに、その女性の外面だけでなく本来の素の部分が見えるようになってくるはずです。
人を好きになるのはそこからがスタートです。
素を見せるまでの彼女は、あくまでも仮の姿であって、素の姿を見てからも彼女を好きでいられるか。
好きでいられるなら、少しずつ素の自分を彼女の前でさらけ出していきましょう。
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カテゴリ:あなたに彼女ができない理由