
好きな女性の前だと緊張してうまく言葉が出てこない…。
例え言葉が出たとしても、うわずっていて相手に変な人だと思われてしまう…。
恋愛が苦手な男性にありがちなことですが、しかし、誰かと付き合いたいと思うなら話をしないといけないわけですから、緊張するというのは絶対に克服したいことですよね。
「年齢=彼女いない歴」の方に結構このパターンの人が多くて、こういう方は女性と上手く話せるようになればすぐに彼女ができるということも多いです。
ただ、もともと人前に出ると緊張して話せないという人もいて、こういう人は好きな女性だから話せないというよりも、人と話すのが苦手だから、おそらく誰であっても話をしようとすると緊張してしまうのだと思います。
こういう方はコミュニケーション障害の疑いもあるので、一度専門医に診てもらった方がいいと思います。
今回の記事では、男同士やなんとも思っていない女性の前ではうまく話せるのに、好きな女性の前に出ると途端に緊張して話せなくなる、そのようなケースについて考えてみたいと思います。
コンテンツ
好きな女性の前で緊張するのは嫌われたくないから

では、どうして好きな女性の前に出ると緊張して話ができなくなるのでしょうか。
相手の気持ちが分からないから話せない、話すとボロが出そうだから怖い、変なやつだと思われたくない…、色々と細い理由はあると思うのですが、結局のところどうして話せなくなるかというと、その女性に「嫌われたくない」からです。
その一言に尽きますよね。
話しかけることによって、その好きな女性と自分との関係性が変わるわけです。
本当はそんなに大げさなことじゃないわけなんですが、恋愛経験が少ない男性というのはどうしても女性との関係を特別なものだと考えてしまいがちです。
何か話をすることで二人の関係性が変わるような気がするわけです。
もちろん良い方向に変わればいいわけですが、人はだいたい頭の中で考えるとき最悪の状況を想定しますから、「好きな女性に話しかけて、変なやつだと思われて嫌われてしまう」と、極端な妄想にかられてしまうのです。
これが好きな女性を前にして話せなくなる一番の理由です。
その女性しかいないから話せない

では、なぜ嫌われるのが怖いかと言うと、もちろん好きな女性なわけですからその人と付き合えなくなる、セックスができなくなると考えるだけでも怖いということもあるでしょうが、もっと根源的なことを言うと「その女性しかいない」と思い込んでいるからです。
考えてみてください。
もしあなたの周りに掃いて捨てるほど恋人候補になり得る女性がいたとします。
そして、いま目の前にいるその女性は、そんな掃いて捨てるほどいる恋人候補の一人だとします。
…。
どうでしょう、少し緊張が和らぐような気がしませんか。
「たった一人、あなたのことだけを思い続けています!」
こういう言葉はとても素敵ですし、女性のハートにはぐっと突き刺さると思うのですが、その女性のことしか見えていないからこそ緊張するわけで、他にもたくさん女性がいると思えばもっと気楽に話ができるはずです。
好きな女性を前にすると緊張して話せないというのは、出会いの場が限られていてたくさんの女性と出会えない男性にありがちなことなんです。
⇒ 【女好きはモテる?】彼女が欲しいと思う前に女性をとことん好きになること
緊張していると自信のない自分が滲み出てくる

さらにもう少し突っ込んで考えてみると、好きな人を前にして話せなくなるというのは、まわりからどのような状態に見られていると思いますか。
一言でいうと、心に余裕のない状態です。
その女性から見てもそうですし、周りにいる人たちからも「なにあいつ、テンパってんだよ」ってことです。
心に余裕がなければ気の利いた言葉も出てきませんし、「俺はダメなやつだ」とだんだん自分に自信が持てなくなってきます。
自信が持てなくなるとまた嫌われることを恐れたり、リスクのあるような行動はしないようになるという悪循環にハマってしまいます。
好きな女性を前にして緊張しないようにするには自分を変えるしかないわけで、自分を変えるということはリスクを伴うわけですが、そのような行動に出れないということは、結局はいつまでたっても好きな人の前で緊張してしまう自分から抜け出せなくなるということです。
好きな女性の前で緊張する男性というのは「緊張するからうまくいかないんだ」、「緊張するからモテないんだ」と思いがちですが、実はそうではなくて緊張している態度から滲み出てくる自信のなさがモテない一番の原因になっているんです。
ちょっとややこしい話ですが、おわかりいただけたでしょうか。
緊張するというのはあくまでも表面的なことであって、その裏側には自信のない自分がいるということです。
自信のない男というのは、女性にとって魅力的にはうつりません。
好きな女性の前でも緊張しない方法

緊張するから自信がないのか、自信がないから緊張するのか…。
どちらのパターンも考えられると思いますが、とりあえずはその緊張するという状況を何とか改善すると「好きな人の前で話ができた」という自信も湧いてきます。
ですから最後に、好きな女性の前でも緊張しないで話をするための方法について考えてみましょう。
自ら緊張していると思い込む
よく緊張しないために「自然体でいい」「ありのままのお前でいいんだよ」なんてことを言う人がいると思いますが、これは初めの方はあまり考えない方がいいです。
少し緊張しないようになってくるとこういう考え方もいいと思うのですが、はっきり言ってありのままでいられないから緊張するわけです。
なので、「自然体でいい」というのは無茶な注文であって、逆にその好きな女性と話をするという特別なイベントに対して自分自身を作り上げてしまうというほうが効果的です。
緊張しているのではなく、自ら「緊張してあげている」と思ってみましょう。
緊張しているというのはつまり受け身な状態なわけで、受け身だと環境に振り回されてしまいます。
それだといつまでたっても緊張している状況からは抜け出せないので、それよりも「この緊張感は自分が作り上げている」と思い込むことによって、そういう環境を味方にしてしまうのです。
ちょっとした気のもちようで、随分と気持ちは楽になるはずです。
男だと思ったり、粗を探してみる

気のもちようということでいうと以前も書いたと思うのですが、相手のことをすごく美人な可愛らしい「男」だと考えるのです。
こんなに可愛くて美人なのに股間にはモノがついている…。
そう考えると、一度に気持ちは落ち着きます。
これかなり効果がありますよ、おすすめです。
また、どうしてもそこまで考えられないという場合は、相手の粗(あら)を探してみましょう。
粗を探すというのは何がなんだかちょっと嫌な感じですが、どんなに美人や可愛い人でもそうそう完璧な人はいません。
まあ、自分が惚れた女性ですから世界で一番可愛いと思っているかと思いますが、その中でも「少し鼻が低い」「声がかすれている」「ファッションがダサい」「変なクセがある」…など、探せば何か見つかるはずです。
そういう粗を探して、そのことに注目してみましょう。
そうすると相手もただの人間だということに気づきますから、話すときの緊張も大分ほぐれます。
うまく話すではなく、うまく聞くこと

好きな女性を目の前にすると緊張して話ができないという男性は、うまく話そうとしすぎです。
冒頭でも書きましたが、うまく話せないと変な人だと思われて相手に嫌われてしまうんじゃないだろうか、そんなことばかり考えるから話せなくなってしまうんです。
ただ、ここでちょっと考えてほしいのですが、本当に上手く話せないと好きな人と付き合うことができないんでしょうか。
そんなことはありません。
私のまわりにも口下手で、女性の前では上手く話せないという男性はたくさんいますが、みんな彼女がいますし、問題なく結婚もしています。
だから、彼女がいないのは口下手だからとか、好きな女性の前でうまく話せないからということが理由ではないのです。
実際のところ、うまく話せるかどうかなんてどうでもいいんです。
女性だってそんなことを男に求めていません。
女性が求めているのは、自分の話をきちんと聞いてくれる男性です。
だから、あなたが目指すべきなのはうまく話せる自分ではなくて、うまく話を聞くことができる「聞き上手」な自分です。
このブログでもずっと紹介しているこちらの教材でも「究極の聞き上手」になる方法が公開されていますが、女性と話すときは9対1、もしくは8対2くらいの割合で女性が話してるほうがうまくいきます。
うまく話せないからモテないんじゃなくて、うまく話を聞けないからモテないという発想ができるようになれば、好きな女性の前で緊張することもなくなってきます。
あなたにオススメの記事が表示されています
当サイトが独断と偏見で決めた恋愛教材評価一覧
カテゴリ:モテるための「マインド」