今回は、恋愛とお金の関係について考えてみたいと思います。
単刀直入に聞きますが、金持ちと貧乏、どちらの方がモテると思いますか？
人によって考え方はいろいろあると思うのですが、私の答えは「どちらもモテるし、どちらもモテない」です。
まあ、一般的には金持ちの方がモテると思われていますが、金持ちに群がる女性というのは結局お金に興味があることの方が多いわけで、その男性自身がモテているかどうかと言われるとちょっとクエスチョンですよね。
資産何億円もあるIT企業の社長に彼女がいなかったりするのも、やっぱりカネ目当てに集まってくる女性にうんざりしているわけで、資産がなくなったときの自分でも愛してくれるかどうか、ヘタにお金を持っているからこそ悩んでしまうわけです。
そうやって考えると、たとえお金持ちでも本当の意味でモテているかと言われれば、はなはだ疑問が残るところです。
逆に貧乏な男性はどうでしょうか。
将来の結婚を見据えた付き合いとなると、貧乏な男性は断然不利になるでしょう。
女性が結婚相手に求めるものの上位には、いつも経済力が入るわけですから、大金持ちじゃなくてもせめて子どもが2、3人できても大丈夫なくらいの経済力はほしいところです。
ただ、基本的にお金がない男性はモテませんが、たとえば女性にとって顔が超ドストライクであったり、性格が温厚で一緒にいるだけで安心できるようなタイプの男性は、お金のアル・ナシに関係なく、モテる傾向にあります。
特に結婚を意識していない若い女性の場合、お金よりも情熱で恋愛をする傾向がありますので、たとえお金がない男性でも付き合える可能性は十分にあります。
お金がないからモテないワケじゃない！こんな男は絶対にモテない
こうやって考えるとお金持ちでも貧乏でも、結局のところは女性の好みであったり、そのときのタイミングであったりで、モテたり付き合えたりするわけですから、お金のアル・ナシというのはあんまり関係がないことになります。
ただ、お金に関していえば、ひとつだけ絶対にモテないタイプがあります。
それは「ケチ」な男です。
ケチがモテないというのはあなたにも納得してもらえると思いますが、いくらお金を持っていても、デートのたびに割り勘であったり、缶ジュース一本買うのを嫌がったりしているようでは、とてもじゃないですが彼女なんてできませんよね。
私の知り合いに普通のサラリーマンながら30代で3500万円の貯金をした男がいました。
その男、顔はそこそこよくて学生時代はモテていたそうですが、お金を貯めだしてからはまったくモテなくなったそうです。
私は早くからモテない理由に気づいていたのですが、まあ、とにかくその男はお金を使わないわけですよ。
着ている服はいつも量販店で買ったもので、飲みに行っても一人だけ飲み物を頼まない、もちろん割り勘にせずに自分の食べた分だけを払ってさっさと帰ってしまう、どんなに荷物が多くてもタクシーを使わないし、神社にお参りに行ってもお賽銭をケチるわけです。
そういう男がモテるわけないですよね。
お金は貯めるものじゃなくて、使ってこそ価値がある
いくらお金を持っていても、使わなくてはお金を持っていることを誰も気づきません。
ということはつまり、貧乏人と同じなんです。
よく言われる例ですが、先ほどの男じゃないですが、趣味が貯金で数千万円を貯め込んでいる男よりも、貯金がゼロでもリア充を気取っているインスタグラマーの方が実は女性からモテるんですよ。
お金というのはいくら持っていても、使わなければ「持っているだけ」で終わります。
たとえ貯金が趣味でも、いつもスーパーの値下げ品ばかりを買っていたり、量販店の安いTシャツしか着ていなければ、やっぱり女性からはモテないんです。
だから、もしあなたが貯金が趣味で貯め込んでいるならば、例えばブランドものの洋服を身につけたり、ジムに通って汗を流したり、海外旅行に行って美味しいものを食べたり、そういう自分磨きのためにぜひお金を使ってください。
たくさんお金を持っていればなんだか自分が偉くなったような気がしたり、価値があるように思い込んだりしがちですが、あくまでも価値があるのはお金であって、あなたではありません。
そのお金で自己投資を行って、自分磨きをすることによってはじめて、あなた自身に価値が出てくるのです。
そうすると自ずと女性からもモテるようになります。
こういう自分磨きにお金をかけないのは意外と30代、40代の男性に多いんですよ。
逆に20代の若い男の子なんかは意識しているしていないは別にして、せっせとジムに通ったり、暇を見つけては旅行に出かけたりして自分磨きをしています。
お金を貯め込むことばかりに気を取られず、たまには自分磨きにお金と時間を使ってみましょう。
⇒ 【モテる男のお金の使い方】モテない男は損、モテる男は経費と考える。
たとえお金がなくても、心まで貧乏にならないこと
もしあなたがまったくお金がない貧乏人だったとしたら、女性の前だけでなく、たとえ独り言でも「お金がない」という言葉を使わないようにしましょう。
ちょっと厳しい言い方になりますが、お金がないというのは単なる言い訳にしかなりません。
お金がないからといって、誰もその分を差し引いて評価してくれるわけではないですし、あなたの味方になってくれるわけではないですから。
それに、言霊というものが必ずあって、お金がないと言っているともっともっとお金がなくなっていきます。
だから、「お金がない」という言葉だけは絶対に言わないようにしましょう。
また、先ほども書いたように「お金がない」「貧乏だ」ということはモテない理由にはなりません。
それはただ、モテない男性がモテない理由をお金がないせいにしたいだけなんです。
これは私の大学の後輩の話ですが、そいつは真面目に働いていたにも関わらずとても貧乏で、ずっと四畳半一間のアパートで暮らしていました。
風呂はなくトイレは共同で、しかも薄い壁のせいで隣の声が筒抜けのアパートでした。
30歳を過ぎても「年齢＝彼女いない歴」の男だったので、さすがにそれもどうかと思ったので私が彼女ができるようにアドバイスをしようと思ったんです。
でも、そいつは彼女なんていらないという一点張りでした。
よくよく話を聞いてみると「こんなボロアパートに彼女なんて呼べないでしょ、だから彼女なんていらないんですよ」というわけのわからない返事が返ってきました。
これってどう聞いても彼女ができない言い訳でしかないですよね。
彼女ができないのとボロアパートに住んでいることは何の関係もありません。
関係があるとすると、それは「心の問題」です。
「お金がない」と自分で認めてしまうと、心まで貧乏になってしまいます。
だんだん卑屈になって、すべてをお金がないせいにしてしまうんです。
だからといって、借金してまで見栄を張れと言っているのではないですよ。
私が言いたいのは、なんでもかんでもお金がないせいにするなということです。
「そんなこと言ってもお金がないとデートにも行けないし、彼女の誕生日にまともなプレゼントも買えないじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、もしあなたが本気でそう思っているのなら、「じゃあ、頑張ってお金を稼ぎましょうよ」っていうだけの話です。
お金がないせいでモテないと本気で思っているのなら、頑張ってお金を稼ぎましょう。
そして、お金持ちになったら本当にモテるかどうか、自分自身で検証してみてください。
お金に群がってくる女の子たちは抜きにしてですよ。
「お金さえあれば真実の愛が見つかる」というのは幻想だということが、お分かりいただけると思います。
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