【女性の温もり】を知らない30代。彼女に母性を求めるという勘違い。

目安時間:約 14分
女性の温もり

母親に優しくするのは悪いことではありません。

 

自分を産んでくれた人ですし、できる限りの親孝行をするのが子どもの務めだと思います。

 

しかし、男性の場合は「度が過ぎる」と、孝行息子からそれはマザコンというよろしくない名称に変わり、女性からの好感度が一気に下がってしまいます。

 

あなたの「マザコン度」はどれくらいですか?

 

恐らく、この世の中の男性はほぼほぼ全員がマザコンなのではないでしょうか。

 

ただ、それと比例するかのように世の女性はマザコンの男性を苦手とします。

 

結婚する条件として、マザコン男子はNGですし、もし結婚をしても義親との同居は絶対NGとする女性は多いですね。

 

大切な人の母親なのですから仲良くすべきところですが、女性にとって彼氏や夫の母親はなんと、「恋敵」でもあるのです。

 

さて、今回は「母親のような女性の温もり」が恋しい男性に恋愛指南をしてみます。

 

今は母親のことは忘れて、恋愛について考えてみましょう。

 

マザコン男子でもこれさえ身につければ彼女ができる恋愛術とは

 

お嫁さんより母親のほうが上

 

先日、「徹子の部屋」を見ていると、映画評論家の淀川長治さんの生前の映像が流れていました。

 

淀川さんは一生独身を貫いた方で、その理由というのにとても驚いたのですが、相手の女性のことを母親以上に愛することができないと思ったからだそうです。

 

つまり、母親への愛情が7だとすると、お嫁さんに対しては3になってしまう。

 

それだとお嫁さんが可愛そうだというのです。

 

これって相当なマザコンだと思うのですが、そのために一生独身を貫いたということのほうが私には驚きでした。

 

もう何十年も前から男性のマザコンは社会問題として取り上げられてきました。

 

テレビドラマにもなりましたし、ニュースの特集なんかでもたびたび取り上げられてきましたよね。

 

「男は誰でもマザコンである」とはよく言われることですし、私もそれには同意します。

 

しかし、母親が好きすぎて結婚できないというのは、如何なものかと思ってしまいますよね。

 

男性は自分の母親を大切にしてくれる人と結婚したい

 

よく結婚をすると嫁が言う言葉。

 

「旦那は自分の味方になってくれない」

 

既婚者であれば頷く女性は多いことでしょう。

 

そうです、常に男は母親の味方なのです。

 

それに対して文句を言うと、「母さんだって僕らを心配してくれているんだ」などと母親を肯定する始末。

 

それでは嫁の立場はありませんね。

 

どんなに嫁が辛い仕打ちを受けていても、母親を悪く言わないのが息子です。

 

さらに、もし嫁が母親の悪口言おうものなら、妻との関係はたちまち悪くなるばかりです。

 

マザコン息子にとって母親が幸せであれば、自分も幸せです。

 

その幸せの中に嫁は存在していない、ということもあるわけです。

 

そのようなマザコン男性を敬遠する女性は増えているのです。

 

いくら母親が大切でも、母親と結婚できるわけではありません。

 

また、一生を添い遂げるのはお嫁さんです。

 

これから結婚をする男性たちは、このことを理解しながら女性にアピールすべきでしょう。

 

マザコンがいきなりセックスをすると

 

当然のことだと言えるかもしれませんが、マザコン男性の割合は、年を追うごとに増え続けています。

 

それは、ひとえに少子化によって、可愛いわが息子に対する母親の愛情の掛け方がエスカレートしてきたことが原因のような気がします。

 

受験はもちろん、最近は就職の面接にまで母親が同行することがあるそうですから、これは一方的に息子だけの責任とはいえませんよね。

 

そんなマザコン状態で育った男性は、大人になっても女性との付き合いが苦手です。

 

それまですべて母親がお膳立てしてくれたものですから、いざ女性とデートすることになったとしても、どこへ行けばいいのか、どのような会話をすればいいのか、わからないのです。

 

また、当然のことながら手も握れませんし、ホテルに誘ったり、部屋に連れ込んだりすることもできません。

 

しかし、セックスはしたいものだから強引に押し倒して独りよがりで果てて、挙句の果てに「セックスは気持ちよくない、自分でやっているほうがマシ」なんて、見当外れな結論に達してしまうのです。

 

30代になるまでまともな恋愛ができなかった男性には、結構このパターンが当てはまります。

 

「母親の抱っこ」からいきなり「セックス」にいってしまった男性は、女性に母性を求めますし、それを拒否されることでますます恋愛から遠ざかってしまいます。

 

さて、あなたの「マザコン度」はどれくらいでしょうか。

 

マザコンはセックスレスになりやすい?!

 

実はマザコンの父親もマザコンである、という興味深い話があります。

 

マザコンは連鎖する、というのです。

 

また、マザコンはセックスレスに陥りやすいとも言われています。

 

母親との結びつきが強い男性は、家庭を持ってもいつも母親とベッタリで、その結果妻と子供が依存するようになり、次の世代のマザコンが出来上がっていく、というわけです。

 

妻よりも母親との時間を大切にしますから、セックスレスになるのは必然です。

 

要するに母親の中に女性の温もりを感じることができれば、妻とのセックスは必要なくなってくる、というわけなのです。

 

特に女性は、自分が母親になると息子と親密になることが多いですね。

 

やはりそこには強い母性が芽生える、ということなのでしょう。

 

【手を繋ぐと好きになる?】肉体的接触は女性を恋愛モードに変えるスイッチ

 

女性もマザコンをなんとか理解しようとは思う

 

女性は、これから自分が付き合うであろう男性がマザコンだと気が付いたとき、ドン引きすることは間違いありません。

 

マザコン男性は自分がマザコンであることは自覚していなくても、自然とマザコン体質が出てしまいます。

 

女性にとってマザコンか否か、その判断方法はとても簡単です。

 

会話の中でやたらと母親の話が出てくる、これだけでマザコンであることがすぐ分かります。

 

ただ、この時点でどれくらいの「マザコン度」であるのかは判断が付かないので、しばらくは女性も様子を見ることはします。

 

マザコン度を下げることが可能であれば、女性はその努力を惜しみません。

 

ですが、それは並大抵なことではないわけです。

 

男性はマザコンであることは悪いことではない、むしろ親孝行だという認識があるため、マザコンから脱出することはなかなかできないのです。

 

ですから、女性はマザコンであるという覚悟を持って結婚に望む、ということをする必要があります。

 

もしマザコンと結婚することになったら、女性としては母親も一緒にくっついてくるという前提で結婚するという認識をせざるを得ません。

 

男性はこれをぜひ覚えておきましょう。

 

今は親が息子の結婚相手を探す時代

 

「親活」という言葉をご存じでしょうか。

 

なんと今は自分の子供に代わって、親が結婚相手を探すことがブームになっています。

 

つまり、親が子供のために婚活をするのです。

 

それを親活と呼んでいます。

 

内容は婚活パーティーやお見合いパーティーのような雰囲気です。

 

ですが、結婚する当事者が出席するのではなく、代わって親が出席をして、気の合うご両親や家族を見つけて結婚へこぎつける、今やそんなことをする時代なのです。

 

自分の結婚相手は自分で探す、もはやそんな時代ではなくなってきているわけです。

 

ですが、意外と親が決めた相手と上手くいくパターンは多いようです。

 

昔から、親が反対する結婚は必ずと言っていいほど失敗することがほとんどです。

 

人生の先輩である親の見る目は正しい、というのは、今も昔も変わってはいないと言えるでしょう。

 

男性は母親似の女性を求める傾向がある

 

どこか母親に似ている女性を好きになる、男性であれば経験のある人はいることでしょう。

 

顔だけではなく、雰囲気やちょっとした仕草、料理の味付けなどが自分の母親と似ている女性を好きになる男性は多いです。

 

無意識に女性の中に母親を重ね合わせている、これは仕方のないことです。

 

昔は女性が家庭に入ると、夫の家の料理の味付けを姑から習う、という習慣が当たり前でした。

 

その家に嫁として入ったわけですから、家庭の味を引き継いでいくことが普通だったわけです。

 

そのような習慣が今でも男性の中にあることは言うまでもありません。

 

「母さんが作ったカレーの味が忘れられない」などと女性の前でいとも簡単に言ってしまうところなど、マザコンのなにものでもありません。

 

今の女性は、相手の母親と比較されることをもっとも嫌います。

 

そこに男女の温度差が生じているのは、悲しいかな、時代の流れと言えるでしょう。

 

まとめ

 

「私はあなたのママじゃない」そんなフレーズの歌もあったような、なかったような。

 

女性は個人差があれど、母性を感じる場面はもちろんあります。

 

ですが、そこに女性の温もりを母親として求めるか、はたまた大切な彼女や妻として求めるか、そこが女性は一番こだわるところなのです。

 

当然、女性としては一人の女性としての温もりを感じて欲しいと望んでいます。

 

片や男性は、母親的温もりを彼女に望んでしまったら、女性は失望することになります。

 

男性が母親を大切にすることはもちろん当たり前のことですが、彼女を作りたいと思うのなら、母親という存在は彼女の前では封印するべきです。

 

あくまでも自立した男として、目の前の女性に温もりを感じられるようになってください。

 

そして、母親からの親離れを、辛くともこれからは少しずつしていきましょう。

 

女性の温もりを感じるために彼女が欲しいなら身につけたい恋愛ノウハウ

 

 

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